バンフのダウンタウンの楽しみ方【次の海外旅行はカナダでどうですか?】
次の海外旅行でカナディアンロッキーに行ってみたいんだけどどんなところなのかな~?
バンフっていう町が観光の中心らしいんだけど気になるな~。
この記事ではこのような疑問にお答えします。
カナディアンロッキー観光の拠点の町バンフのダウンタウンについてご紹介します。
バンフダウンタウンの街並み、楽しみ方、市内の観光スポットについて書いていきます。
この記事を読んでいただければバンフの町がどのようなところかわかります。
次の海外旅行の行き先を決めるのに参考にしてください。
バンフのダウンタウンの楽しみ方
バンフの街並みはこのようにカナディアンロッキーの山と調和する作りに統一されています。
山岳リゾート地として世界中から観光客が訪れる場所であり世界遺産でもあるバンフ国立公園の中心地バンフのダウンタウンの楽しみ方をご紹介します。
ダウンタウン
町の中心のダウンタウンにはホテル、レストラン、ショップなどはもちろん、インフォメーションセンターや歴史的建造物などが集まっています。
バンフアベニュー
バンフアベニューはバンフのダウンタウンを貫くメインストリート。
トランスカナダハイウェイの東側インターからダウンタウンのボウ川まで続いています。
バンフのダウンタウンを楽しみ方はこの通りをどう楽しむかです。
いくつかご紹介します。
ホテル通りを歩く
東側のエリアではホテルが道の両側に並びシーズン中はどのホテルにも観光バスが止まり多くの人が出入りします。
どのホテルもバンフの雰囲気を意識した作りでただ歩きながら見るだけでも山岳リゾートの雰囲気を感じることができます。
レストランやカフェを併設しているところも多いので気になるお店があったらメニューなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
レストラン巡り
ダウンタウン中心部まで来るとたくさんのレストランがあります。
移民の国カナダらしく各国料理のレストランがあるので歩きながら好みのお店を見つけてください。
ほとんどのお店は店頭にメニューを出しているので何が食べれるのか、食べたい物があるか知ることができます。
夏の間はパティオと呼ばれるテラス席が作られます。外でカナディアンロッキーを眺めながらの食事も気持ちがいいです。
スイーツショップ巡り
バンフにはたくさんのスイーツショップもあります。
アイスクリーム、ポップコーン、綿菓子やチョコレートショップなど。
歩いていると甘い匂いが漂ってくるのでお腹がいっぱいでも食べたくなってくるはずです。
どれも美味しそうなので食べ過ぎにはご注意を。
ショッピング
旅行の楽しみといえば買い物もそのひとつ。
ダウンタウン中心部にはたくさんのおショップが並びます。
一番多いのはお土産やさんですがそれ以外にもデパートやアウトドアブランドのお店もあります。
バンフは小さな町ですが世界中から人が集まるので以外と色々なお店があるのです。
バンフ土産で何を買うか、どんなお店へ行けばいいのかはもう悩む必要無し!カナダ在住6年目が解説するのバンフのお土産に書いています。読んでいただければなんとなくバンフ土産、カナダ土産がわかります。
お土産以外のお店についてはバンフのダウンタウンでショッピングとかできますか?に書いています。
美しい街並み
バンフの建物は高さを抑えて色も落ち着いた雰囲気に統一されてカナディアンロッキーの景色と調和するように作られています。
バンフアベニューには電柱もありません。
バンフのシンボルのカスケードマウンテンと街並みが見事に調和しているのがよくわかります。
バンフスプリングス
バンフで一番格式高いホテルといえばフェアモントバンフスプリングス。1888年開業、現在の建物は1928年に完成しました。
建物自体がカナダの史跡に指定されてホテルでありながら観光地でもあります。
中世のお城のような外観でその姿は美しく、宿泊してなくても行くことをオススメします。
中にはたくさんのレストランがあり、アフタヌーンティーもあります。
このホテルを見るために作られた展望台があり、そこから見るバンフスプリングスホテルの姿は美しいの一言に尽きます。
この展望台についてはバンフスプリングスホテルを一番美しく見ることのできる場所に書いてます。
ダウンタウン周辺の見どころ
バンフの町の中には他にも見どころがあります。
サルファーマウンテン
バンフのダウンタウンの南側にそびえ立つのがサルファーマウンテン。
この山はゴンドラで登ることができます。
山頂には展望台やレストラン、カナダの自然についての展示などがあります。
展望台からは美しいバンフの町と周囲の地形を一望することができます。そしてそこから伸びるトレイルを行くとカナダの宇宙観測所の施設跡があります。中を覗けるようになっていて当時の生活感そのままに保存してある不思議な建物です。
ケーブアンドベイシン
ケーブアンドベイシンは1883年に発見された温泉で、バンフがカナダ初の国立公園に指定されるきっかけとなった場所です。
現在は温泉としての営業はしていませんが歴史的遺産として保存されていて見学することができます。
詳しくは【ケーブ・アンド・ベイシン】バンフにあるカナダ国立公園発祥の地で紹介しているのでそちらを読んでください。
バンフのバス
バンフのダウンタウンの移動は徒歩で十分ですが 周辺の見どころは少し遠いのでバス移動が便利です。
バンフのバスはローム(Roam)という名前になっていて、動物の写真がプリントされたバスが運行されています。
バンフ市内のローカルサービスであれば片道2ドルで45分間乗り換え自由です。
バンフスプリングスくらいまでなら歩いて行けますがサルファー山、、ケーブアンドベイシンは少し遠いのでバス移動をオススメします。
時刻表や路線図はロームのサイトで確認できます。(英語)
バンフへ日本から行くには
バンフってなんだか楽しそう。行ってみたいけど場所はどこ?という方へ日本からの行き方を簡単にまとめました。
フライト
バンフへの最寄り空港はカルガリー国際空港です。
春〜秋にかけては成田からエアカナダの直行便が出てますが冬の間は運休となるので乗り継ぎとなります。
一番早い乗り継ぎはバンクーバー経由です。
毎日運行されている直行便
だいたい9時間くらいのフライトです。
日本からカナダへは同じ日の到着ですがカナダから日本へ戻る時は次の日の到着となります。
エアカナダの場合は乗り継ぎでもバンクーバーで荷物の受け取りをすることなくそのままカルガリーまで運んでくれます。
ANA、JALはバンクーバーでいちど荷物を受け取ってから再度預け入れです。
バンクーバーからカルガリーへのフライトは1時間半くらい。フライト中はカナディアンロッキーの景色を楽しむことができます。
残念なことにカナダには格安航空会社がありません。カナダ国内線の値段は高止まりしてる状態なので少しでも安くしたい人はスカイスキャナーで検索してみてください。
カルガリー空港からバンフへの移動はレンタカーかバスとなるのですが、詳しくはカルガリーからバンフの移動レンタカーとバスで比較で書いてるのでそちらを読んでください。
おおよその旅費
バンフ…楽しそうだし行ってみようかな…でもお金かかりそうだな。。。
ざっとですがどのくらいの費用がかかるのか考えてみました。
例えば7月の海の日の連休に3泊4日で行くとしたら…
- フライト代180,000円くらい
- ホテル代(3泊4日)23,000円×3=69,000円くらい
- 空港〜バンフ間のバス代14,000円くらい
- そのほか食事代やお土産代などに40,000円くらい
合計300,000円ほどです。結構かかりますね。
航空券はシートセールが出ることもあるのでこまめに探すのがオススメです。
もしくは現地フリープランのツアーで申し込んだ方が手間もかからずに安い場合もあります。
ちなみにカナダドルと日本円のレートは2019年9月現在82円ほどです。
今ならかなり割安に行けますね。バンフで買い物たくさんできそう。
時差
日本とカナダの時差(日本が進んでます)
- 夏時間15時間
- 冬時間16時間
夏時間の開始は毎年3月第二日曜日の2時から。
夏時間終了、冬時間開始は毎年11月第一日曜日の2時から。
次の海外旅行はカナディアンロッキーの町バンフでいかがですか?
バンフの美しい街並みとカナディアンロッキーの雄大な姿を見てると言葉を失います。
バンフにたくさんの人が来る理由=自然と人と街の調和です。
皆さんも見に来てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
バンフのダウンタウンでショッピングとかできますか?
カナディアンロッキーのバンフは小さな町ですが周辺観光の中心地として世界中から観光客が訪れます。
人が集まれば当然お店も集まるものでバンフにもたくさんのお店があります。
滞在中に時間を作って買い物をするのもバンフ観光の楽しみのひとつですが実際は短い滞在の中で買い物ばかりに時間を使っていられないものですね。
そこで本記事ではバンフで買い物するのにおすすめのお店をご紹介します。
以前の記事でお土産屋さんはご紹介しているので今回はそれ以外のお店に絞ってご紹介します。
お店の場所とどんなものが売っているかをご紹介して、最後にカナダのセールの時期について解説します。
この記事を参考にして効率よく買い物してください。
買い物を済ませたら残りの時間でバンフ市内で観光してディナーにGOです。
バンフのダウンタウンでショッピングとかできますか?
バンフのダウンタウンでショッピング?できますよ。
町歩きもバンフの過ごし方の一つです。
バンフのお店の多くはメインストリートのバンフアベニュー沿いにあります。
青い線がバンフアベニュー。
ダウンタウンは大きくないので普通に歩けば20分くらいで往復できるくらいの距離です。
買うものと行くお店が決まっていればショッピングの時間は2時間くらい、長くても半日です。
残った時間はゆっくり温泉につかってから美味しいカナダ料理のディナーを楽しんでください。
バンフのお店の傾向
世界中から観光客が集まるといっても山奥の小さな町なので高級ブランドが軒を連ねてるとかはありません。
もしそういうのを買いたい人は帰りにカルガリーに寄りましょう。
バンフのお店で多いのはアウトドアー系のお店です。
訪れる人もこれから山に行く人が多かったりするので必然的にそうなります。
次に最近増えてきているのが宝石のお店。
これはここ数年増えてる中国系の観光客向けのお店です。ほとんどバンフと関係のないものばかり置いているお店もあるのでどうしても宝石が欲しいという方以外行く意味はないです。
他にお土産屋さんがたくさんありますがそれについては以前の記事を参考にしてください。
ダウンタウンのお店
お土産屋さん以外で自分用に買い物するのにおすすめのお店をご紹介します。
番号は地図の場所に対応しているので同じ番号をクリックしてください。
アボミナブルスポーツ(Abominable Sports)
地図の番号→1
夏場はアウトドアウェアーや靴、冬はウインタースポーツグッズを扱うお店。
いつもお店の前にセール品の靴が並べてあります。
店内は割とごちゃごちゃした感じですがたまに掘り出し物があります。
フェールラーベン(Fjallraven)
地図の番号→3
日本でもおなじみフェールラーベン。
こんな小さな町にもあります。
元々はアウトドアーブランドですからバンフという場所にぴったりなんです。
お店があるからなのかバンフでフェールラーベンのリュックを背負ってる人にやたらと出会います。
ヘリーハンセン(Helly Hansen)
地図の番号→4
アウトドアブランドが続きます。
ヘリーハンセンも日本でもよく知られたブランドです。
バンフのお店では春〜夏はハイキング用のウェアーなど、冬はスノーギアを扱っています。
ここのお店の両側はスイーツ屋さんが連なっていて常に甘い匂いがしています。
ノースフェイス(The North Face)
地図の番号→6
おなじみノースフェイス。
フランチャイズ店ですがバンフのお店はガチアウトドアーな品揃えで本格的な山登り用のグッズなどもあります。
アトモスフィア(Atmosphere)
地図の番号→7
カナダのアウトドア系ショップでノースフェイスと同じ建物で隣同士になっています。
幅広くいろいろ取り揃えていますが一部品揃えがとなりのノースフェイスとかぶり気味です。
パタゴニア(Patagonia)
地図の番号→9
こちらも日本でおなじみのパタゴニア。
バンフのお店ではたまに限定品が売ってることもあります。
日本よりも若干価格設定が安くなっているので為替レート次第ではかなりお得に買えます。
カナダ発のブランド
少しですがカナダ発のブランドのお店もあります。
ルーツ(Roots)
地図の番号→2
ルーツはカナダの洋服ブランドでビーバーのキャラクターがモチーフになっています。
カルガリーやバンフの町を歩いているとRootsのロゴの入った服を着ている人に必ず出会うくらいカナダでは人気のブランドです。
可愛いスウェットやTシャツ、小物類などいろいろあるので自分用にもお土産にも使えます。
まめにセールをしているので少し見るだけでもオススメです。
ハドソンベイ(Hudson's Bay)
地図の番号→5
ハドソンベイは1600年代後半の毛皮取引会社がルーツのカナダ唯一のデパートです。
バンフのお店ではカバン、時計、洋服の他にカナダのカウチンセーターなどを販売しています。
あまり種類はありませんがちょっとしたブランド物も扱っています。
ルルレモン(lululemon)
地図の番号→8
ルルレモンはカナダのフィットネスウエアーのブランドです。
元々はヨガウエアから始まりましたが、最近ではランニング用品などもリリースしてフットネス全般のブランドとして認知されています。
ハドソンベイの隣に店舗があります。
特殊なお店
最後に面白いお店をご紹介します。
スピリットオブクリスマス(The Spirit Of Christmas)
地図の番号→10
こちらのお店はクリスマスグッズ専門店。一年中クリスマスグッズを売っています。
カルガリーにも似たようなお店がいくつかありますが、季節ごとにハロウィーンショップになったりガーデニングショップになったりするのですが、ここはクリスマスオンリーの珍しいお店です。
珍しい品物もあるので見るだけでも楽しいお店です。
カナダのセール
できれば安く買い物したいですよね。
ということでカナダのセール期間の目安です。
日本と同じように年2回シーズンの終わりにセールがあります。
結構長くダラダラとやってる感じがします。特に冬のセールは3月頃までやってるところもあります。
冬の長いカナダならではです。
夏のセール
- 7月〜9月はじめ頃まで
冬のセール
- 12月終わり〜2月頃まで
冬のセールは12月26日のボクシングデーから始まります。
ボクシングデー
カナダではクリスマスの次の日12月26日をボクシングデーの祝日としています。
冬のセールが始まる日でもあるのですが、どのお店もボクシングデーを1年で最大のセールの日としてこの日限定のセール品も多数出ます。
もしボクシングデーにバンフにいたら買い物に行くもの面白いと思います。
ブラックフライデー
11月第4木曜日の次の日です。
元々アメリカの文化でカナダはあまり関係なかったのですが、ここ数年でブラックフライデーに合わせてセールをするのが恒例になってきました。
ボクシングデー並みのセールをするお店も増えてきています。
バンフのダウンタウンでショッピングを楽しんでください
バンフアベニュー沿いのお店を見ながらの町歩きもバンフの楽しみ方の一つです。
今回挙げたお店以外にもまだあるので歩いてる途中で気になったらのぞいてみてください。
バンフのお店は観光客が多く買わずに見るだけのお客さんに慣れてます。なので見るだけでも気にせずに入って大丈夫です。
お買い物が終わったら残りの時間を有効活用しましょう。
オススメは温泉に入ってそれからアルバータビーフディナーです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
カナディアンロッキーバンフ旅行に持っていきたい小物8選【準備前必読】
海外旅行の時に持っていくと便利なものは色々とありますが、旅慣れてない人や始めていく場所では何が役に立つのかなかなかわかりません。
カナディアンロッキー旅行でも現地の気候に備えて持っていくと便利な小物が色々とあります。
ですが必要以上に持ち物が増えるのは避けたいところ。
そこでこの記事ではバンフ旅行に持って行っていくと便利な小物について書いていきます。
毎週バンフへ遊びに行く中で特に必要性の高いものを選びました。
この記事を読んでいただければどのような物を準備すればいいのかがわかるので是非参考にしてください。
バンフ旅行に持っていくと便利な小物8選
バンフやカナディアンロッキー周辺の気候に対応するもの、そのほかあれば便利なものを紹介していきます。
乾燥対策グッズ
僕が初めてカルガリーに来た時に驚いたのが異常に乾燥していることでした。
バンフも同じで年間を通してとても乾燥しています。
それもそのはず、バンフ、カルガリーは太平洋から1000キロ以上内陸にあるので流れてくる空気はカラカラに乾いているのです。
カルガリーに着いてバンフへ移動するまでの間になんだか乾燥しているなぁと気づくはずです。
数日の旅行とはいえ唇がひび割れたり、手がガサガサになったりするのは避けたいもの。
特に冬は寒さもあるので余計に辛くなります。
ということで最初に紹介するものは乾燥対策グッズです。
リップクリーム
いきなりリップクリームかよ!と思われた方もいるかもしれませんが、バンフ周辺の乾燥は本当に酷いんです。
手入れをしないとすぐに唇が割れます。 夏はまだマシなのですが冬はリップクリーム無しだと悲惨な状況になります。
現地でも買えますが、少し高いのと種類が少ないので日本から持って来ましょう。
保湿クリーム
肌もすぐにカサカサになります。かかとなんてびっくりするくらいすぐにボロボロになるのでしっかりと手入れしましょう。
このやわらかすべすべクリームは僕も使っていますが極度に乾燥したバンフでもしっかりと潤いをキープしてくれてオススメです。
静電気除去グッズ
先ほどと同じ理由で極度の乾燥で静電気が頻繁に発生します。
特にひどいのが冬。どのくらいひどいかというと、車を降りる時にバチっとして、ドアを閉める時にもまた発生して、家のドアノブを触ったらまた発生してという感じで、静電気とともに暮らしてる状態です。
日本ではかなりの種類の静電気除去グッズがあるのでどれかひとつ持ってきたほうが絶対にいいです。特におすすめなのはキーホルダータイプのものですね。
ホテルのドアノブや車のドアに触る前にこれで静電気を解放してください。
日差し対策
続いてカナディアンロッキーの強力な日差し対策グッズです。
バンフやカルガリーにいると日差しが異常に強いと感じます。
紫外線が強いからとか、湿気が少ないので太陽の光をさえぎるものがないからだとか色々なことが言われています。
どちらが本当かはわかりませんが、太陽が出ているときは冬でも夏でも日差しがとても強いので対策しましょう。
サングラス
カナディアンロッキーでレンタカーを運転する予定がある人は必須です。
太陽が真正面にあるときは眩しくて運転どころじゃなくなります。日本の比ではないので注意しましょう。
日焼け止めクリーム
これも必須です。
特に春から夏にかけて半袖を着る機会の多い時期はしっかりケアしましょう。
そんなに暑く感じない日でも日差しだけは強力なのでご注意を。
レイクルイーズの周りを少し歩いてるだけで真っ赤になります。
そのほかあると便利なもの
無くても問題ありませんが持っていると幸せになれる小物たちです。
水筒
ホテルの部屋のコーヒーメーカーで出発前にコーヒーを作って入れて持っていくのもよし、移動が長くなりそうなときに水を入れていくのもよしで持っていると重宝します。
最近の水筒はとても保温性能が良く、1日たっても温度をキープしてくれるのもいいですね。
コロンビアアイスフィールドに行く予定のある人は雪解け水をこれに入れて持って帰ってホテルで水割りにすると…天国に行けます。
アプローチシューズ
バンフへどんな靴で行けばいいのか悩む方が多いのですがそんなときに便利なのがこのアプローチシューズです。
トレッキングシューズほどゴツゴツしていないのに丈夫に作られているのでちょっとしたハイキングにも町歩きにも使えて便利です。
雪や氷の上でも滑りにくいので冬も使えます。
携帯スリッパ
海外の多くのホテルと同じようにバンフのホテルもほとんどのところが室内スリッパがありません。
部屋の中で靴を脱いでリラックスしたいという方は持っていくことをお勧めします。
窮屈なフライト中もこれを使えば楽になりますね。
前もって準備して快適な旅に
今回紹介したグッズは実際僕がカナダへ来てから必要を感じて揃えたものばかりです。
特に冬の静電気と乾燥は気分が滅入るくらいに悩まされました。
旅行の最中に余計なストレスを抱えることなく気分よく過ごすためにもしっかりと準備をしてください。
なお液体物やクリームなどは機内持ち込みに制限があるので気を付けて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ヨーホーレイクへのハイキングはタカカウ滝を見下ろす絶景が見れる【カナディアンロッキーハイキング】
以前ご紹介したカナディアンロッキーのヨーホー国立公園にあるタカカウ滝は落差約300メールで大迫力の景色を見ることができます。
実はこの向かい側の山の中にはヨーホーレイクという美しい湖があります。
ここへは歩いてでしか行くことができないのですが、途中のハイキングコースからは上から見下ろすタカカウ滝や水源のデイリ氷河などカナディアンロッキーの素晴らしい景色を色々と楽しめる満足度の高いハイキングコースです。
そこで本記事ではこのヨーホー国立公園ヨーホーレイクとそこへ行くハイキングコースについて書いていきます。
この記事ではヨーホーレイクへのハイキングについて
- バンフからの行き方
- コースの状況
- 見ることのできる景色
- 必要な装備
などについての解説を交えつつ、旅行記風にご紹介します。
この記事を読んでいただければヨーホーレイクのハイキングがどのようなコースなのかわかります。
バンフ旅行でハイキングを計画している方はコース選びの参考にしてください。
カナディアンロッキーの美しい景色を見たい方も満足いただけるよう写真を多めにしています。
ヨーホーレイクへタカカウ滝を見下ろしながらのハイキング
ハイキングコースをご紹介する前にバンフからの行き方を解説します。
ヨーホー国立公園タカカウ滝への行き方
バンフからはトランスカナダハイウェイをひたすら西へ進みます。
レイクルイーズを過ぎてさらに進み、ブリティッシュコロンビア州に入ってから峠を下るとヨーホーバレーロードへの右折案内が出てくるのでそれに従って右折しましょう。
ヨーホーバレーロードに入ったらひたすらまっすぐ進み約20分ほどでタカカウ滝に到着します。
カルガリーからバンフへの行き方についてはこちらの記事で解説しています。
ヨーホーバレーロード
タカカウ滝へ向かうヨーホーバレーロードは対面の2車線道路です。
少し狭い山道ですがしっかり舗装された道路なので普通のドライバーが運転する普通の車なら問題なく進めます。
途中1箇所だけ極端に急なヘアピンカーブが連続する場所があります。
ここは7メートル以上の車はスイッチバックで進むように標識がありますが、普通車レベルだったら十分曲がり切れるのでスピードを落として安全運転で行けば問題無しです。
なおこの道路は冬の間は閉鎖されます。夏しか行くことができないのでご注意を。
タカカウ滝の駐車場
タカカウ滝の無料駐車場はあまり広くありません。
夏休みシーズンは満車のことが多いですが出入りが激しいので少し待っていれば止めることができます。
最悪なかなか空かなくても駐車場手前のハイキングコース入口付近にたくさん路駐している車があるので、そこに停めれば大丈夫です。
ハイキングコースの様子
手前の車が止まっている道路がヨーホーバレーロードで路駐するのもこの場所です。
前半は真ん中に見える沢の左側をジグザグに登って一気に高度を稼ぎます。
登るのは木の生えてるエリアまでで、岩肌の露出してるところまでは行けません。
途中で道が左右に分岐するのですが、山の上ではループになっているのでどっちに進んでも同じところに戻ってきます。
後半の山の上のループはアップダウンは少ないのですがガレ場があったりと足元が悪くなるので注意が必要です。
高低差は645メートル、往復距離は約10.8キロです。
詳しくはAlltrailsというサイトに載ってるのでリンク先を見てください。
Explore Takakkaw Falls and Yoho Lake Loop | AllTrails
カナディアンロッキーでハイキングがしたいけど海外では不安という方には現地日本人ガイドが案内してくれるツアーもあります。
急な登りの前半
タカカウ滝の駐車場に車を止めた時は山の登り口まで500メートルほど歩くことになります。
この距離が無駄だと思う人はハイキングコース入口に路駐しましょう。
基本的には普通の山道ですが、途中で何ヶ所か沢をまたぐ場所や幅の狭くなる場所もあります。
橋のない場所もあるので滑らないように注意してください。
前半は基本的には歩きやすい山道です。タカカウ滝の流れ落ちる音を聞きながら進んでいきます。
タカカウ滝がどんどん同じ高さになっていくので一気に高度を稼いでいくのがわかります。
分岐とループルート
30分ほど歩くと分岐が2ヶ所出てきます。
最初の分岐はヒドゥンレイクへの分岐です。
この日、たった400メートルで行くことができるヒドゥンレイクへなぜか行きませんでした。
今考えると行くべきだったのですが、山の上で頭がボーッとしてのでしょうね。
続いてループの分岐
右に行くとアイスライントレイル経由でヨーホーレイクへ。
左に行くと森の中を通ってヨーホーレイクへ。
今回は左を選択。3キロとなっていますがそんなに長く感じませんでした。
分岐の後に少し登りがありますが途中からはゆるいアップダウンの繰り返しになります。
道もしっかりと踏み固められていて歩きやすくなっています。
ヨーホーレイク
出発から1時間強でヨーホーレイクに到着します。
山の上にひっそりとたたずむカナディアンロッキーの秘められた湖といった感じで、もっと大きな湖をイメージしていたのですが、わりと小さくこじんまりとしてます。
モレーンレイクやレイクルイーズよりも透明感があるのは浅いからでしょうね。
湖畔はキャンプグラウンドになっていて広場やベンチもあるのでここでランチも良さそうです。ちなみにトイレはありません。
湖での定番のリス。
風もなく周囲の景色が綺麗に反射していました。
ここからエメラルドレイクに下りていくハイキングコースが別れています。
ちょくちょくそっちから人が来ていました。距離は10キロほど。いつかチャレンジしたいです。
タカカウ滝を見下ろす後半
ヨーホーレイクを出発した後はしばらくクマでも出てきそうな森の中を進みます。多少のアップダウンも。
ヨーホーレイクではなくなっていた滝の音が再び聞こえるのもこの辺りから。
森を抜けて視界が徐々に開けて谷の向こう側にタカカウ滝を見下ろします。
ここまで登ってこないと見えない水源のデイリ氷河も見えます。
ここからの景色は本当に素晴らしくて言葉を失いその場に立ち止まってしまいました。
天気があまり良くなかったので見通しは悪かったのですが、それでもカナディアンロッキーの地球規模の景色を実感することができます。
ヨーホーバレーと山の上の氷河を遠くまで見渡せます。
この付近はガレ場で歩きにくいので注意が必要です。景色に見とれて足を滑らせないように。それでも見入ってしまう絶景ですが。
20分ほどで他のハイキングコースとの分岐に。
ここから下るのですが岩場のまま急降下していきます。濡れてたらちょっとヤバい道になりそうです。
どんどん下っていくとループの分岐に戻ってあとは同じ道を下りていきます。
必要な装備
急な登りや途中のガレ場、ところどころ沢を渡るのでトレッキングシューズが必要です。スニーカーは無理です。
僕は持っていきませんでしたがストックもあったほうが安全安心です。
今回は9月上旬でしたが天気が悪く気温は10度くらい。
Tシャツにウインドブレーカーと、出番はありませんでしたが予備でスウェットを持っていきました。
なお帽子、日焼け対策、クマスプレーはカナディアンロッキーでは基本なので忘れずに。
ヨーホーレイクへのハイキングはここだけの景色が見れる
今回はヨーホーレイクへのハイキングコースについて書きました。
このコースの魅力は山の上のヨーホーレイクと上から見下ろすタカカウ滝の景色です。
登らないと見れないまさにここだけの景色で圧倒的な充実感です。
山から降りてきたらそのままタカカウ滝の真下まで行くこともできます。
上からと下から、両方のタカカウ滝も楽しめます。
なおこのハイキングコースへ行くためのヨーホーバレーロードは10月から5月頃までは閉鎖されるので夏しか行くことができません。
期間限定でお楽しみください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
カルガリーからバンフの移動をレンタカーとバスで比較【費用、時間、快適性、自由度など】
カルガリーからバンフへの移動で悩むのがレンタカーかバスどちらにするか。
それぞれメリットデメリットがあるので一概にどちらがいいとは言えません。
また旅のスタイルもいろいろあるので人によっても変わってきます。
そこで本記事ではバンフへの移動でレンタカーとバスを使った場合について比較しました。
この記事を読んでいただければそれぞれのメリットデメリットを比較することができます。
この記事ではカルガリーからバンフへの移動について
時間、費用、自由度、快適度
について比べていきます。
旅行中の移動をあらかじめ確認しておけばスムーズに移動できます。
何より余計な心配ごともなくなるので旅を楽しむことができますね。
おかえりの際にはカルガリー空港でのチェックインのお手伝いも。
カルガリーからバンフの移動レンタカーとバスで比較
それぞれメリットデメリットを比較していきます。
カルガリーからバンフへレンタカーで移動するときのメリット
海外で運転するなんて難しいと思う方がいるかもしれませんが、バンフまでだったら道はほとんど一本で広くとても運転しやすいです。
レンタカーを借りる際にはクレジットカード、国際免許証、パスポートが必要なのでお忘れなく。
最速で移動できる
カルガリーからバンフへの移動にかかる時間は車なら約1時間半です。
これは法定速度を守ってトランスカナダハイウェイで休憩なしで行ったときの時間です。
カルガリー空港もしくはカルガリー市内からトランスカナダハイウェイに入ったらひたすらまっすぐ進むだけなので迷うこともありません。
車でのバンフへの行き方はこちらの記事で解説しています。参考にどうぞ。
自由に行動できる
これがいちばんのメリットですね。レンタカーならとにかく自分の都合で動けます。
高速道路沿いには絶景ポイントや休憩所があるのでそこでカナディアンロッキーの写真を撮ったり一休みなんてこともできます。
バンフの手前にキャンモアという町があるのですがここは大きな町なのでバンフよりはいろいろと揃っています。
何か足りないものを買い足したりランチ休憩、コーヒー休憩などでよるのに便利です。
デメリット
続いてデメリットです。
バスに比べると割高
カナダのレンタカーは基本料金、ガソリン代ともに日本よりは少し安くなっています。
2019年現在ではかなりのカナダドル安なのでそれも考えるとかなり安いです。
しかしバスと比較するとやはり割高です。
バスの往復の最安はカルガリー市内発週末限定でCA$20というというのがあります。
レンタカーはどんなに安くてもガソリン代込みでCA$100くらいは必要なので全く歯が立ちません。
誰か一人は必ず運転に集中しなければならない
当たり前ですが誰かが運転する必要があります。
数人での旅行なら交代で運転できますがひとり旅の場合はひたすら運転なので景色とか見る余裕はありません。
カルガリーからバンフへバスで移動するときのメリット
次はバスについて。
カルガリー〜バンフのバスを運行してる会社は数社あります。
空港(一部市内発空港経由)〜バンフ
- Brewster Express: Shuttle Schedule Banff Airport Express
- Calgary Airport Banff Airporter® Shuttle Service with Banff Airporter® | Banff Airporter | Banff to Calgary Shuttle | Travel Alberta Canada
カルガリー市内〜バンフ
- Banff / Canmore Schedules | On-It Regional Transit
- The Banff Express - Scheduled Bus Service Between Banff, Canmore and Calgary.
レンタカーに比べると割安
先ほども言いましたがバスなら週末限定で往復CA$20で行けます。
一度カルガリー市内まで行く必要がありますがそれを考えても圧倒的な安さです。
若干本数は少ないのですが時間に余裕のある方はこれで行くのがオススメします。
ちなみにカルガリー〜バンフのバス料金は空港発でCA$123〜CA$136、カルガリー市内発だとCA$20〜CA$60くらいです。
空港発のバスは料金は高いけど本数多め、市内発のバス料金は安いけどは本数少なめという感じですね。
カルガリー空港〜カルガリー市内はバスで約40分、CA$3.40となっています。だいたい30分間隔で運行されています。
バスでのバンフへの行き方はこちらの記事で解説しているので参考にどうぞ。
バスなら座っているだけで良い
快適性で言えばレンタカーよりバスが圧倒的に上です。
乗ってしまえばあとは座って目的地に着くまで待つだけ。フライトで疲れてたら寝ることもできます。
窓から見えるカナダの景色をじっくりと見るのも楽しくてオススメです。
ちなみにバンフまでの車窓は前半はひたすら牧草地の中をまっすぐ進みます。放牧中の牛や馬が見えるのもここです。
カナディアンロッキーの山が迫ってくるのは40分ほど走ってからで、ここから左右にロッキーの岩山が見えて道路もカーブの連続になります。
デメリット
バスでのデメリットについて解説します。
自由度が低い
これは仕方ないのですが、バスは途中できれいな景色があっても寄り道してくれません。
そして決められた時間でしか運転されないのでそれに合わせる必要があります。
飛行機が遅れたとかのトラブルに対しては他のバスに振り返るなど柔軟に対応してくれますがレンタカーに比べると旅の自由度という点で劣ります。
遅い
レンタカーが約1時間半でバンフまで行けるのに対してバスは2時間かかります。
これはどのバス会社もほぼ同じです。
たったの30分なのですが、時間に限りある旅行中は結構貴重かもしれません。
安全運転に徹しているのと、途中でキャンモアに寄ってお客さんを降ろしたりするので仕方ないのですが。
空港発のバスは基本的にバンフでは宿泊施設まで送り届けてくれます。ドライバーさんに宿の名前を伝えましょう。
英語力が必要
当たり前ですがチケットを買うのも運転手さんとのコミュニケーションも英語です。
とは言えそれほど高い英語力は必要なく、日常会話程度で大丈夫です。
それと向こうも英語の苦手なお客さんに慣れているのでコミュニケーションは成り立ちます。
カルガリーからバンフへ旅行会社の送迎サービス
ここまでレンタカーとバスを比較してきましたがもう一つ日本の旅行会社による空港〜バンフの送迎サービスがあるのでご紹介します。
日本語対応
このサービスは現地の日本人向けツアー会社に依頼するので日本語で対応してもらえます。
移動の間もガイドさんの解説付きで快適に移動することができます。
帰りは空港の手続きのお手伝いも
バンフからカルガリー空港へ戻るときは空港でチェックインのお手伝いもしてくれます。
海外の空港での手続きが不安な時には頼もしいですね。
料金は割高
こんなにありがたいサービスですが、残念ながら料金は割高です。
おおよそですがレンタカーと同じ料金で片道分となります。
とはいえ、オール日本語で現地在住のドライバーによるガイド付き、もちろん宿泊施設までの送り届け、送り迎え、空港での手続きのお手伝いなど至れり尽くせりであればむしろ割安に感じます。
一人だと運行されないことがある
これは現地ツアーにありがちなのですが2人以上からしかサービスを行わない場合があります。
バンフのハイシーズンの夏はひとり旅でも大丈夫かもしれませんが冬の間は何人かでの利用にした方が安心です。
おかえりの際にはカルガリー空港でのチェックインのお手伝いも。
バンフから先レイクルイーズへの移動についてはこちらの記事で解説しています。
自分にあったスタイルを見つけて快適に移動しよう
レンタカー、バス、どちらもメリットデメリットがあります。
大事なのは自分の旅のスタイルと一番合っているものを選ぶことです。
レンタカー、バスそれぞれの中での選択肢は多いので自分に一番合うものを選んでください。
ちなみに僕は車派です。
カナディアンロッキーの運転は結構楽しいですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
カナダワインのおすすめ10本!美味しくて高品質なワインを厳選 | バンフ土産、カナダ土産に迷っている方に!
カナダがワイン生産国だということはほとんど知られていません。
なぜかというと作ったワインをほとんど自国内で消費するからです。
いえ、自国内どころか作った州内でほとんど消費してしまいます。
そんな謎めいたカナダワインですが、実はとても高品質なのに安いという高コスパワインの宝庫です。
そこで本記事ではおすすめカナダワインについて書いていきます。
特にカナダ旅行、バンフ旅行のお土産を何にしようか迷っている方へおすすめの10本を選びました。
この記事を読んでいただければお土産に最適なカナダワインを選ぶことができるので参考にしてみてください。
もちろん自分で飲むワインとしても美味しいものばかりです。
カナダワインのおすすめ10本!美味しくて高品質なワインを厳選
ワインのセレクトは僕が過去に飲んできたカナダワインの記録の中から特に値段と味のバランスの良いものを選んでいます。
カナダワインについてはこちらの記事をどうぞ。
参考までに2019年9月現在CA$1=¥81ほどです。
ブリテイッシュコロンビア州のカナダワイン
最初は太平洋に面したブリティッシュコロンビア州(以下BC州)から。
BC州には多くのワイン生産地がありますが、中心は内陸のオカナガンバレーで州のワインの約90%がここで作られます。
南北200キロほどのこのエリアは温暖、乾燥、小雨が特徴でバラエティー豊かなワインづくりが行われています。
ブルーマウンテンガメイノワール
ブルーマウンテンワイナリーはオカナガンバレーの中南部オカナガンフォールズにあるワイナリーです。
このガメイノワールは開けた瞬間にベリー系、ジャム、ナッツなどの香りが溢れ出て味わいもしっかりと凝縮感が感じられて文句なしに美味しいワイン。
同業者からも評価が高く、以前オカナガンバレーでワイナリー巡りをしたらブルーマウンテンに行くならガメイが最高だから絶対に飲んだ方がいいとあちこちで言われました。
ただ残念ながらこのワインは3月終わり〜4月に少量が出荷されるだけです。美味しさは間違い無いので見かけたら即買いです。
もしガメイノワールがない場合はピノ・ノワールも評価が高いのでそれもオススメします。ガメイよりは生産量が多いので見かける確率は高いです。
参考価格CA$28
サマーヒルピラミッドワイナリーオーガニックバコノワール
こちらはオカナガンバレー北部のケロウナにあるサマーヒルピラミッドワイナリー。
ケロウナはオカナガンバレーの中心都市で周辺にワイナリーが集まっています。
その中でサマーヒルはオカナガンバレーのワインの歴史の初期の頃からのワイナリー。
ワインを一度敷地の中にあるピラミッドに入れてから出荷する面白いワイナリーです。
バコノワールはフォルブランシュとヴィティス・リパリア系品種の交配品種で寒冷地でもよく育つことからカナダでよく見かけます。
サマーヒルのバコノワールはフルボディでしっかりとした味わい。そして特徴的なのはスモーキーな香り。まるでウイスキーでも飲んでるかのようなパンチのある香りがします。
初めてこのワインを飲んだ時はあまりのスモーキー感に衝撃を受けました。でもいやらしい感じはなくてベリー系の香りとしっかりとマッチしています。
価格CA$29
ボーダータウンマルベック
続いてオカナガンバレー南部オソイヨーズのボーダータウンワイナリーのマルベック。
オソイヨーズはカナダ最南端ですぐそこはアメリカ国境という場所。
周辺はメキシコから続く砂漠地帯の北端で気温も高く冷涼なカナダでは珍しくボルドータイプのワインが作られます。
このマルベックはしっかりとしたベリー系やスパイスの香りのフルボディタイプ。
初めて飲んだ時はカナダにもこんなワインがあるんだと驚きました。
そしてマルベックというのが自由な感じがしてカナダらしい。
価格CA$30
ペタレスドオソイヨーズ
オソイヨーズラルースのセカンドワインのペタレスドオソイヨーズ。先ほどと同じエリアです。
セカンド?と思う方もいるかもしれませんがこのワインは超おすすめ。
開けた瞬間にベリー系の香りが溢れ出て飲んでみるとフルボディの味わいに凝縮感たっぷりの果実味。ナッティな香り、スパイス感もあってこれでセカンドなのかと驚きます。
ここのフラッグシップワインと比較しても遜色ないかむしろこっちの方が好きな人もいるかもしれません。
ただ味わいはこっちの方が少しカジュアルなのと飲み頃のピークが短いです。
価格CA$33
リクイディティヴィオニエ
リクイデティワイナリーはオカナガンバレーの中南部オカナガンフォールズにあるワイナリーです。
最初にご紹介したブルーマウンテンワイナリーのすぐ近く…というかほとんどお隣さんで畑の気候条件も同じ。
醸造責任者のアリソンモエさんはカナダ東部のオンタリオ州出身でノバスコシア州で微生物学を学び、その頃から飲食全般に興味を持って一度ソムリエになるのですがそこから醸造科へ転身します。
オカナガンバレーへ移った後は先ほどのオソイヨーズラルースなどでワイン造りを学び、そして現在リクイデティワイナリーでワイン作りの責任者となります。
このヴィオニエは柔らかな柑橘系や蜜のような香りが特徴で味わいは透明感があります。女性らしい優しい味わい。
価格CA$28
サイプスブリュット
次はスパークリング。
カナダでもシャンパン製法のスパークリングがたくさん作られています。
先ほど紹介したサマーヒルピラミッドワイナリーのスパークリングでオーガニックのリースリングをメインに、シャルドネ、ピノブランのブレンドです。
初めて飲んだ時は$20台のスパークリングがこんなに美味しいのかと驚きました。
リースリングのツンとした感じは残しつつもフルーティーな香りときめ細かい泡、しっかりとした味わい。夏にキンキンに冷やして飲みたくなります。
価格CA$29
ジャクソントリッグス
ジャクソントリッグスはオンタリオ州とBC州にワイナリーを持つカナダでは超大手のワイナリーです。
個人的には、世界中から集めたぶどうのジュースをブレンドしたワインを作る安いイメージだったのですが、たまたま飲んだこのスパークリングは美味しくてコスパ的には全然アリだと思いました。
複雑な香りや味わいでは先ほどのサイプスと比べるとかなわないのですが、カナダワインを知るきっかけとしては十分に美味しいワインです。
わりとよく見かけるので試しに飲んでみるのも良いかと。
価格CA$19
オンタリオ州のカナダワイン
オンタリオ州から白を2本。
オンタリオ州のワインは主にトロントの近く5大湖のオンタリオ湖やエリー湖周辺で作られています。
アイスワインの生産が多いオンタリオ州ですが甘いワインが苦手なので今日はアイスワインは紹介しません。
ケーブスプリングリースリングエステイトボトル
ケーブスプリングはオンタリオ湖の南側ビームズビレにあるワイナリー。
ここはリースリングで有名なワイナリーでかなりの種類をリリースしています。
このエステイトボトルはミネラルと酸味がうまく調和して飲んだ瞬間に美味しいと思えるワインです。
柑橘系や青リンゴの香りもしっかりとして23ドルにしてはやけに美味しい。
価格CA$23
アンオークドシャルドネ
続いてオンタリオ湖とエリー湖に挟まれたナイアガラ半島にあるシャトー・デ・シャルム。
このワイナリーはカナダでのヴィニフェラ系ぶどう栽培の先駆けで現在まで続く近代カナダワインの基礎を作ったワイナリーです。
詳しくはこちらの記事で書いてます。
CA$17という値段なので複雑な香りなどはありませんが程よい酸味としっかりした青リンゴの香りでカナダワイン入門には最適です。
何よりこの安さでカナダのAOCであるVQAワインが飲めるコスパはお得です。
カナダワインを知らない人にあげるお土産としてはこれが一番だと考えています。
価格CA$17
ノバスコシア州のカナダワイン
カナダ東部の小さな州ノバスコシア州のワインを1本。
ノバスコシア州は大西洋に面した州でミネラルと酸の豊富なワインが作られます。
ワイン作り自体は大昔から行われてきましたが品質を意識した現代的な作りが始まったのは最近です。
ここ数年は州のバックアップで品質が急激に良くなってカナダ4大ワインの一角を占めるようになりました。
とはいえ生産量が少なくほとんど州内で消費されるために遠く離れたアルバータ州で見かけることはまれです。
今回はバンフやカルガリーでも購入可能な1本をご紹介します。
ティーダルベイバイベンジャミンブリッジ
ティーダルベイはノバスコシア州が2010年から始めた独自のAOCです。
100%ノバスコシア産のブドウでアルコール度数11%以下、伝統的なノバスコシアワインの特徴の青リンゴの香り、豊富な酸とミネラルを表現してることが条件です。
ベンジャミンブリッジはノバスコシア州の州都ハリファックスの近くにあるワイナリーで元々はクラシックメソッドのスパークリングワインが得意でした。
豊富な酸とミネラルに青リンゴや柑橘系のしっかりとした香りで、大西洋に面したノバスコシアの冷涼な気候がよく表れています。
何より低アルコールで飲みやすくワイン自体初めてという方にもオススメです。
価格CA$24
カナダワインはお土産、自分用に最適
全く無名なカナダワインですがお土産に持っていくと100%喜ばれます。本当です笑
カナダでワインが作られていることが驚きなのにさらに美味しいのが二重のサプライズだからです。
今回紹介したものの他にもたくさん美味しいワインがあるので旅行の途中でリカーストアを見かけたらのぞいてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
カルガリー空港からカナディアンロッキーバンフへのバス移動まとめ【激安バス情報あり】
カナディアンロッキーバンフの最寄り空港はカルガリー国際空港です。
直行便にしろ経由便にしろバンフを目指す人はとりあえずカルガリー国際空港に着きます。
でも最寄りといっても距離にして約150キロ離れているので移動をどうするかは多くの人の悩みのタネ。
そこでこの記事ではカルガリー国際空港からバンフまでのバス移動についてまとめました。
この記事を読んでいただければカルガリー空港からバンフまでどんなバス路線があるのかわかります。
それぞれメリットデメリットを解説しているので自分にあったバスを選ぶことができます。
移動方法の情報不足は旅の悩みの一つですがこの記事を読んでそれを解消してください。
情報をあらかじめ把握してスムーズに移動しましょう!
カルガリー空港からバンフへのバス移動まとめ
2019年現在カルガリー国際空港からバンフまで数社がバスを運行しています。今回はその中でも大手で利用客が多く安心感のある2社をご紹介します。
その他日系のツアー会社による送迎バスもあるのでそちらもご紹介します。
なおカナダ国立公園入場料の支払いがバス料金の他に必要です。
オンラインで事前に買うかバンフ到着後にインフォメーションセンターで買いましょう。
バンフビジターインフォメーションセンター
カルガリー空港からバンフへのバス路線
いくつか選択肢があるので自分に合ったものを選びましょう。
ブリュースターエクスプレス (Brewster Express)
ブリュースターエクスプレスはカナディアンロッキーなど北米で古くから観光開発を手がける大手の会社が運営するバス路線です。
大手の安定感、安心感は圧倒的ですね。
Brewster Express: Banff to Calgary Airport Shuttle Bus Transfers
料金
片道CA$72
往復CA$123
メリット
- 大手の安定感。トラブルにもしっかりと対応。
- 飛行機が遅れても次の便に振り替えてくれるなど柔軟対応
- 本数が多い。
- 往復割引。
- レイクルイーズやジャスパーまで行く便がある。
デメリット
- 英語オンリー
- ハイシーズンは予約必須
バンフエアーポーター(BANFF AIRPORTER)
バンフエアーポーターはカルガリー国際空港〜バンフの送迎専門の会社で20年以上の歴史がある老舗。
ブリュースターほどの大手ではありませんがしっかりした会社です。
Banff Airporter | Scheduled Airport Bus Between Banff and Calgary Airport
料金
片道CA$67.99
往復割引設定は無し
深夜便は割増料金
メリット
- 老舗の安心感
- 飛行機が遅れても次の便に振り替えてくれるなど柔軟対応
- 運転本数が最多で深夜便もある
- 片道料金はブリュースターより安い
デメリット
- 英語オンリー
- 割引料金なし
- ハイシーズンは予約必須
旅行会社の送迎サービス
日本の旅行会社が現地の日系ツアー会社に依頼する送迎サービスがあります。
基本的にはカルガリー着の直行便に合わせて設定されていて、日本人ドライバーのガイド付きです。
カルガリー国際空港〜バンフ、レイクルイーズで利用できます。
料金CA$109.20〜CA$160.92
メリット
- 日本語のサービスで安心。わからないことなど教えてくれる。
- きめ細かいサービス
- 道中のガイドあり。
デメリット
- 値段が高い。
- 指定の時間以外は追加料金がかかる
- 2人以下の場合運行されないことがある。
値段が多少高くても日本人ドライバーで行きたいという方にはこちらがおすすめですね。
何より安心感があります。
おかえりの際にはカルガリー空港でのチェックインのお手伝いも。
カルガリー市内から出てる格安バス
ここまでカルガリー空港発のバスを紹介してきました。
実はカルガリー市内発だと信じられない激安バスがあります。
とにかく安く行きたい、時間がかかっても良いという人はこちらがおすすめです。
なおカルガリー国際空港からカルガリー市内ダウンタウンへは路線バスでCA$3.40で約45分です。
30分間隔で運転されています。
オンイットリージョナルトランジット(ON-IT REGIONAL TRANSIT)
オンイットはカルガリー市内でスクールバス事業などを手がける会社が運行するバスです。
週末限定(金曜夜1便、土曜、日曜)での運行ですが利益出てるのか不思議な料金設定がされていて、格安で行きたい人には頼もしいバスです。
カルガリーでの出発場所はダウンタウン中心部のデパートベイ(The Hudson's Bay)の向かいです。
他にカルガリートランジットのレッドラインの終点のサマーセット(Somerset)駅とクロウフット(Crowfoot)駅から乗ることのできる便もあります。
https://www.onitregionaltransit.ca
料金
片道CA$10
往復割引設定は無し
メリット
- とにかく安い
- オンイットのチケットでバンフの公共バスロームのローカルエリアに乗れる
デメリット
- 週末しか運行されていない
- 一度カルガリー市内まで行く必要あり
- オンラインでしかチケット購入できない
- 縦横高さの合計157センチ以上の荷物は運べない
チケット購入は英語サイトでしないとダメですがこの安さは魅力です。
荷物が少なくて時間もあるならこれで行くのもありですね。
バンフエクスプレス(The Banff Express)
バンフエクスプレスはカルガリー〜バンフを1日2往復運行するバスです。
片道CA$30なのでこちらもかなりの格安で毎日運行されています。
The Banff Express - Scheduled Bus Service Between Banff, Canmore and Calgary.
カルガリーでの出発場所はオウクレアモール(Eau Claire Mall)です。
料金
片道CA$30
往復割引設定は無し
メリット
- とにかく安い
- 毎日運行
- バンフではホテルまで送ってくれる
デメリット
- 英語オンリー
- 一度カルガリー市内まで行く必要あり
- オンラインでしかチケット購入できない
- 一日2往復しかない
- サイトに最低限のことしか書いてないので細かい部分が不明
オンイットほどではありませんがこちらもかなり安くなっています。
毎日運行されているので利便性も高いです。
カルガリー空港からバンフへのバス移動まとめ
カルガリー国際空港から
- ブリュースターエクスプレス→片道CA$72
- バンフエアーポーター→片道CA$67.99
- 日系旅行会社によるツアーバス→CA$109.20〜CA$160.92
カルガリー市内から
- オンイットトランジット→片道CA$10
- バンフエクスプレス→片道CA$30
カルガリーからバンフへのバスでの移動方法をまとめてみました。
それぞれメリットデメリットがあるので一番合うものを選んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
レイクルイーズからカナディアンロッキーハイキング【言葉を失う絶景】
カナディアンロッキーバンフ国立公園のレイクルイーズはその美しさから世界中から観光客が訪れます。
多くの人の目的は美しい景色を見ること。
でも実はレイクルイーズはハイキングの名所でもあるんです。
そこでこの記事ではレイクルイーズのハイキングコース、プレーンオブシックスグレイシャートレイルについて書いていきます。
プレーンオブシックスグレイシャーについて
プレーンオブシックスグレイシャーハイキング記
プレーンオブシックスグレイシャーハイキングで必要な装備
カナディアンロッキーでハイキングというと初心者には難しそうなイメージがあるかもしれませんが、コース選びを間違えなければレイクルイーズ周辺のハイキングコースはそれほどきつくないものが多く初心者でも十分に楽しめます。
プレーンオブシックスグレイシャートレイルもその中の一つ。
シャトーレイクルイーズの前からビクトリア氷河のふもとのティーハウスまで片道約5.5キロ、なだらかな傾斜で急な登りはほとんどありません。
初心者でも楽しめて山頂からは目の前に迫るビクトリア氷河の絶景を見ることができます。
カナディアンロッキーでハイキングというのも素晴らしい体験になること間違いありません。この記事を読んイメージしてみてください。
レイクルイーズからのカナディアンロッキーハイキング
今回のハイキングコースのあるレイクルイーズについては別記事で書いているのでそちら読んでください。
レイクルイーズへの行き方についてはこちらの記事で解説しています。
プレーンオブシックスグレイシャートレイル
今回の行ったのはプレーンオブシックスグレイシャートレイル。
湖畔のシャトーレイクルイーズ前から山頂のティーハウスまで片道約5.5キロ、高低差は585メートルほどです。
普通の速さで行けば1時間半ほど、写真を撮ったりしてゆっくり行くと2時間くらいです。
ゴール地点の標高は2,194メートルで目の前のビクトリア氷河を見るための展望広場とティーハウスがあります。
展望広場からは目の前に迫るビクトリア氷河がこのように見えます。
レイクルイーズの湖畔からは遥か遠くにある氷河程度でしたが、ここからだと雪のかたまりが転がった跡まで見ることができます。
レイクルイーズからプレーンオブシックスグレイシャートレイルハイキング記
このハイキング記は8月下旬に行った時のものです。
必要な装備についてもこの季節の天気に対応してるので注意してください。
シャトーレイクルイーズ前から湖畔を歩く前半
早朝にカルガリーを出発してレイクルイーズについたのは7時半過ぎ。駐車場はすでに7割ほど埋まっていました。
湖畔で写真を撮ったりして出発したのは8時頃です。
スタート地点はシャトーレイクルイーズ前の湖畔です。観光客の皆さんが写真を撮ったり散策を楽しんでる場所ですね。
湖畔から今回のコースが少し見えています。
ちょうど写真中央の緩やかな傾斜部分、この右側を登っていくんです。
ここから見るとものすごく遠く感じますがあっという間に着きます。
出発してしばらくは湖畔に沿った全く傾斜のない道を歩いてきます。振り向くとシャトーレイクルイーズと背後の山が湖面に反射しています。
レイクルイーズの端から徐々に山を登る中盤
湖畔を歩いていくと氷河の雪解け水がレイクルイーズに流れ込んでいる場所に到達します。ここまでで大体1/3くらいで30分ほど。
注ぎ込む水は濁りのある灰色なのがわかります。
ここから山の中へ入って登りになっていきます。
周辺はロッククライミングの名所でもあるらしく岩肌にへばりついている人がたくさんいました。
スノコみたいな橋で川を渡ります。
徐々に迫る山。左はレフロイ山(Mt Lefroy)で右はビクトリア山(Mt Victoria)。
この日は何度もレフロイ山の氷河が轟音とともにくずれ落ちてきました。温暖化ですね。
氷河で作られた谷を登る後半
後半は氷河によって作られた谷を登っていきます。湖畔から見えてたあたりですね。
時々急な登りもありますが道はだいたいなだらかです。
途中にこのような絶壁を通るところもありますが、危険なのはここくらいです。
リスがカメラ目線で迎えてくれます。
後ろを見ると遥か遠くにレイクルイーズが見えます。ここまでくるとあと少し。
おそらくですが、100年くらい前はこの辺りも氷河に覆われていたのではないでしょうか。
今はだいぶ山のふもと側まで後退していますがあちこちにそのような跡があります。
カナディアンロッキーの山に入っていくたびに地球温暖化が確実に進んでいることを実感します。
山頂の景色とティーハウス
最後は急斜面をスイッチバックで登って展望広場に到着します。
10時過ぎだったのでだいたい2時間ほどで着きました。途中で写真を撮ったりしてたので普通に歩けばもう少し早く着くはずです。
目の前に広がるビクトリア山。
下からはわかりませんでしたがうっすらと雪化粧していたんですね。
こちらはレフロイ山。時々氷河がくずれ落ちていきます。
ここからさらに1.4キロ山を登って氷河を間近に見ることもできます。今回は行きませんでしたが。
ティーハウスでは軽食とコーヒーや紅茶が楽しめます。
こちらはティーハウスのサイト。
Plain of Six Glaciers Teahouse
割と早い時間についたのですがティーハウスは大混雑でした。
テラスは満席だったので中の席でコーヒーをいただきます。支払いは現金のみなので注意してください。
コーヒーなんか飲んだらトイレに行きたくなると思うかもしれませんが、山頂には汲み取り式のトイレが2人分あります。
バンフ国立公園でよく見かけるタイプと同じものですが建物は木造でかなりボロいです。片方は鍵が壊れてました。
プレーンオブシックスグレイシャートレイルの注意点
注意点というか悲報です。
途中の道は乗馬で行く人とシェアします。
なので馬の落し物が大量にあります。
こっちの人は古いものでカラカラになったものは気にせず踏んでいくのですが、たまに出来立てホヤホヤの新品があります。
必要な装備
このハイキングコースに限ってですが、スニーカーでも大丈夫です。
トレッキングシューズが安心ですが無ければ無理して買わなくても問題ありません。
ストックはあっても邪魔にはなりませんが欲しいと思う場面がありませんでした。
出発地点と比べると山頂はかなり寒いので薄手のダウンがあったほうがいいです。
特に登っているときは暖かいのですが山頂で動かなくなると急激に寒くなります。
帽子は必須ですね。特に晴れた日は日差しが突き刺すように強いのでなおさらです。
日焼け対策も忘れずに。
レイクルイーズから2時間歩けば別世界が待っています
湖巡りやショッピングもバンフ旅行の楽しみですが、ハイキングではもう一段上のレベルの感動を味わえます。
今回紹介したプレーンオブシックスグレイシャートレイルは特別な体力やハイキングスキルは全く必要ない、初心者でも楽しむことのできるコースです。
カナディアンロッキーのハイキングでは日本で見ることのできない景色があります。
今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
海外でのハイキングは不安という方にはガイド付きの現地ツアーもあります。もちろん日本語です。
ティファニーブルーの湖ペイトーレイクの魅力【カナディアンロッキーバンフ国立公園】
カナディアンロッキーバンフ国立公園周辺にはたくさんの湖があります。
その多くは氷河の雪解け水を水源としていて色はエメラルドグリーンやターコイズブルーなどとても鮮やか。
湖巡りはバンフの定番の楽しみ方の一つですがいくつも湖を見ているとさすがに飽きてくるというかどれも同じに見えてしまいます。
ペイトーレイクはその中でも特徴的な湖です。
鮮やかなティファニーブルーとキツネの形の湖で少し遠い場所にあるのですがたくさんの人が訪れます。
展望台が高い場所にあるので湖全体を一望できてさらに周りのカナディアンロッキーと一体の景色を見ることができるのも大きな特徴。
ペイトーレイクを湖巡りに組み込めばバンフ旅行がより一層印象的なものになります。
今日はペイトーレイクについて書いていきます。
※ペイトーレイクは2019年9月から今シーズンいっぱい工事のため閉鎖されます。
ペイトーレイクの魅力をお見せします
ペイトーレイクの色はターコイズブルーとかエメラルドグリーンとか言われています。
ティファニーブルーというのは僕が初めてかもしれません。
以前からターコイズブルーもエメラルドグリーンもなんか違うな〜と思っていたのですが、ある時ティファニーブルーという色を知ってこれだ!と思いました。
なのでこの記事ではペイトーレイクの色をティファニーブルーと言っています。
ペイトーレイクとは?
ペイトーレイクはバンフ国立公園にある湖のひとつです。
ペイトー氷河の雪解け水がせき止められてできた湖でティファニーブルーの色をしているのが特徴です。
人工的に着色したのではないかというくらい濃い色なのですが100%天然のものです。
カナディアンロッキーの湖の多くと同じようにペイトーレイクに流れ込む水もロックフラワーという成分が入っていてそれが太陽光に反射してこのような色になっています。
この美しいティファニーブルーの湖を見るために多くの人が訪れます。
ペイトーレイクへの行き方
ペイトーレイクはトランスカナダハイウェイからアイスフィールドパークウェイ(アルバータ州道93号線)に入り40分ほどのところにあります。
カルガリーからは約2時間半、バンフからは1時間15分ほどです。
車でしか行けないのでレンタカーか現地ツアーに入ってください。
レンタカー
レンタカーの調達はカルガリー空港が便利です。
事前の予約が日本からでもできますし会社、車の選択肢が豊富です。
運転が心配な方もいるかと思いますがカルガリーからトランスカナダハイウェイに入ってしまえばほぼ一本道で道路も広いので全く問題ありません。
カルガリーからバンフへの運転については別記事があるのでそちらをご覧ください。
カナダの交通ルールについても解説しています。
バンフまでバスで来てる方もバンフのダウンタウンにレンタカー屋さんがいくつかあるのでそこで調達可能です。
現地ツアー
バンフでは日本人向けの現地ツアーがたくさんあります。
ガイドも運転もバンフに精通した日本人の方がしてくれるので安心です。
ツアーの良いところは運転する必要もないので観光に集中できること。そしてガイドの詳しい解説付きということです。
世界にここだけ、ティファニーブルーの湖
先ほども説明しましたがペイトーレイクの色は一切人工的な要素の入っていない100%天然色です。
実際に見るとわかりますがこんなにはっきりしたティファニーブルーの湖が地球上に存在するのかとため息が出てしまうほどです。
写真ではこの程度なのですが実際に現地で見るとさらにはっきりとした色に見えます。
そしてこのキツネのように見えるこの形も特徴的です。
ペイトーレイクがここまではっきりとした色に見えるのは冒頭でも言ったロックフラワーの他に展望台が高い位置にあるのも理由の一つです。
ロックフラワーを含んだ湖は水面近くで見ると少しグレーっぽい色に見えるのですが高い位置から見ると鮮やかに見える特徴があります。
レイクルイーズも湖畔から見ると少しグレーがかって濁っているのに山の上から見ると鮮やかなエメラルドグリーンに見えるのと同じですね。
湖のティファニーブルーと周囲の森とのコントラスト
湖の色を引き立てているのが周辺の森です。
ペイトーレイクは周りをぐるっと深い森に囲まれています。 そしてこの森がとにかく濃い。
ダークな森の緑と鮮やかな湖のティファニーブルーが重なると…ペイトーレイクが浮き上がって見えます。
カナディアンロッキーの奥行きのある景色
ペイトーレイクの展望台は高い位置にあるおかげでカナディアンロッキーの山脈が遠くまで見渡せます。この景色もまた素晴らしい。
ペイトーレイクの青、森の緑、そして遠くまで続くカナディアンロッキーと白い氷河。見上げると青い空。
ここでしか見れない景色です。
左側にはペイトーレイクの水源のペイトー氷河。
この氷河は過去100年温暖化のためかなり後退したそうです。
こちら1885年の写真ですが今よりもかなりたくさんの氷河があったことがわかります。
氷河からの水がペイトーレイクに注ぐところ。
右側には深い森とカナディアンロッキーがどこまでも続きます。
みなさん展望台から降りて岩の上から撮影してました。
ここは滑るので気をつけましょう。
アイスフィールドパークウェイその他の見どころ
ここまでペイトーレイクについて書いてきましたがアイスフィールドパークウェイ沿いには他にも見どころがあります。
ペイトーレイクの近くにあるボウレイクは透明感のあるターコイズブルーの湖。
そのすぐ近くにはカラスの足のようなクロウフット氷河が見えます。
アイスフィールドパークウェイをさらに進むと氷河の上を雪上車で進むコロンビアアイスフィールドもあります。
ペイトーレイクに行けば旅がさらに思い出深いものになります
トランスカナダハイウェイからアイスフィールドパークウェイに入って30分
100%天然ティファニーブルーの鮮やかな湖
周りの森とのコントラスト
カナディアンロッキーの奥行きある景色
周辺には他にも見どころがたくさん
今日はペイトーレイクについて書きました。
この素晴らしい景色を写真ではなくぜひ現地に行って確かめてください!
※ペイトーレイクは2019年9月から今シーズンいっぱい工事のため閉鎖されます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
バンフスプリングスホテルを一番美しく見ることのできる場所
バンフで一番格式の高いホテルといえばフェアモントバンフスプリングスです。
バンフというよりカナダでも有数のホテルでハイシーズンには1泊10万近くすることもあります。
泊まるのはちょっと高くてアレだけど…せっかくバンフまで来たことだし見ていこうかな…。
そんな考えの人がたくさんいるようでバンフスプリングスは宿泊客以外の人であふれかえっています。
ホテルというよりはもはや観光名所のひとつとなっているバンフスプリングスが一番美しく見える場所があります。
それはボウフォールズとサプライズコーナーの2つのビューポイントです。
この2箇所から見るバンフスプリングスの美しさと言ったらもう言葉では言い表せないくらいです。
ということで今日はボウフォールズとサプライズコーナーについて書きます。
場所、行き方やボウフォールズの美しい流れと合わせてご紹介します。
ボウフォールズとサプライズコーナーから見るバンフスプリングスホテル
バンフスプリングスはヨーロッパの城のような美しい外観のホテルです。
ですが建物が大きすぎて近くからではその全体の姿がイマイチわかりずらくなっています。
ホテルにアクセスする道路が森の中を通るので余計に見えづらいというのもあります。
そこで少し離れてみるとその美しい全体を見ることができます。それがボウフォールズ ビューポイントとサプライズコーナービューポイントです。
バンフスプリングス宿泊レビューはこちらの記事でどうぞ
ボウフォールズとは
まずはボウフォールズについて解説します。
ボウフォールズ はボウリバーの途中にある傾斜状の滝でバンフスプリングスのすぐそばにあります。
傾斜状の滝というのがいまいちイメージしにくいですがこんな感じです。
日本だと渓流とか言ってしまいそうですがこっちではこれもフォールズ、つまり滝と言ってます。
ボウフォールズは冬でも来ることができますが雪と氷でこのように。
ほぼ同じ場所から撮ったものです。
氷の下で川の流れは維持されてますがそこに滝があるのは全くわからなくなります。
冬のボウフォールズ についてはこちらの記事をどうぞ。
この場所には滝を見るためのビューポイントが作られています。
ボウフォールズ ビューポイントへの行き方
バンフのダウンタウンからは徒歩圏内でトレイルも整備されています。
20分ほどで行くことができるので朝の散歩や買い物、食事のついでにボウフォールズ まで行ってみるのはいかがでしょうか。
車で行く場合は無料駐車場があります。混雑することはあまりないのでいつ行っても大丈夫です。
ボウフォールズビューポイントから見るバンフスプリングス
ボウフォールズ沿いにはボウフォールズ トレイルというハイキングコースが整備されています。
ビューポイントの近くで丘の上を通るのでボウフォールズ を見下ろすのですがその景色も迫力があってぜひ見てもらいたい景色です。
実はボウフォールズ は意外と厳しい流れなんです。音もかなり激しく鳴りひびいてます。
そしてこの場所でボウフォールズ と反対の方を見るとバンフスプリングスが見えます。
森の向こうにたたずむバンフスプリングス。
少し隠れてしまってますがヨーロッパの古いお城の雰囲気が出ています。
サプライズコーナーとは?
続いてはバンフスプリングスが一番美しく見えるもうひとつの場所です。
この場所はサプライズコーナーと呼ばれていて、ボウフォールズ ビューポイントの対岸にあります。
行ってみるとわかるのですが視界がひらけたこの場所はバンフスプリングスの姿が一番美しく見える文字通りサプライズな場所として知られています。
標高が少し高くなっているのでボウフォールズの流れをさらに上から見下ろすこができてこれもまた美しい。
ここもダウンタウンのすぐ近くなのでぜひ行ってみてください。
サプライズコーナーへの行き方
サプライズコーナーもダウンタウンから徒歩圏内です。
バッファローストリートを山に向かって歩いていくと道路が左へ急カーブする場所があるのですがそこがサプライズコーナーです。
展望台も整備されています。
車で行く場合は駐車場もありますが車10台分ほどしかないので止めれるかは微妙です。
写真に写ってる分しか駐車スペースがありません。
バスでも行くことができます。
ロームトランジット(Roam Transit)の7系統で2ドルです。
詳細はロームトランジットのサイトにありますが7系統は朝7時から10時と夕方4時から7時半の間しか走ってないのでご注意を。
Banff Local – Route 7 | Roam Transit
サプライズコーナーから見るバンフスプリングス
見どころは何と言っても展望台から見るバンフスプリングスの姿です。
濃い緑の森の中に浮かぶバンフスプリングスの姿は圧巻。ここからは全容を見ることができるのです。
美しく、そして迫力のある景色。
背後にはサルファーマウンテンと遠くにリムロックリゾートホテルも見えます。
展望台を降りて道路を渡ると川側の斜面に降りれるようになっていてそこから見下ろすボウフォールズ もとても美しい。
景色は美しいのですがこの場所は滑落の危険もあるので十分注意して自己責任で行きましょう。
インスタストーリー映えの景色が撮れる
ちなみにここからの景色、めちゃくちゃインスタストーリ映えします。
特にボウフォールズ とセットで写すとさらに迫力ある絵になります。
いかがでしょうか?
バンフスプリングスを美しく見るためのまとめ
ボウフォールズ
- ダウンタウンから徒歩で20分ほど
- ボウフォールズの流れも美しい
- ボウフォールズ トレイルから見ると良い
サプライズコーナー
- ダウンタウンから徒歩20分ほど
- バスは7系統で2ドル
- インスタストーリ映えする景色が撮れる
両方を見て回る現地ツアーもある
今日はボウフォールズ とサプライズコーナー、そしてそこから見るバンフスプリングスについて書きました。
どれもバンフ滞在中にぜひみてもらいたい景色です。
特にサプライズコーナーから見る森の中のバンフスプリングスはおすすめです!。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
絶景の宝庫!夏のジョンストンキャニオン【カナディアンロッキーバンフ国立公園】
バンフの町から車で30分ほどで行ける場所にジョンストンキャニオンという場所があります。
ボウバレーと言われる深い森に開かれた渓谷に沿ってハイキングコースが整備されていて片道1時間半ほどの道のりです。
それほどきつくなくて初心者向きなのに絶景が連続する素晴らしい場所です。
バンフ旅行の際にはぜひ行って欲しい場所です。
ということで今日は夏のジョンストンキャニオンについて書いていきます。
見どころ、行き方、ハイキングコースの様子と景色、必要な装備について解説します。
夏のジョンストンキャニオンは絶景の宝庫!
ジョンストンキャニオンは以前もここでご紹介しました。
この時は真冬で雪と氷に覆われていたのですが今回は真夏の様子です。
ジョンストンキャニオンとは
詳しいことは以前の記事でご紹介しましたが、もう一度簡単に説明します。
ジョンストンキャニオンはバンフの町から車で30分ほどのところにあります。
付近はボウバレーと言われる山に挟まれた場所で深い森が広がっていて多くの野生動物の生息地にもなっています。
そこに流れるボウクリークという小川に沿ってできた渓谷がジョンストンキャニオンです。
ボウクリークの流れが何千年もの時間をかけて石灰岩を削って切り立つ岩肌や滝、トンネルが作られました。
渓谷にそってハイキングコースが作られていてジョンストンキャニオンの美しい景色を見ながらハイキングを楽しむことができます。
夏のジョンストンキャニオンの見どころ
見どころは2つあります。
最初の見どころはボウクリークによって作られた渓谷の絶景です。
垂直に切り立った岩肌はその迫力と美しさに圧倒されます。まさにカナディアンロッキーの自然美。
そしてそのすぐ真下にハイキングコースが作られているので間近に見ながら歩いていくことができます。
2つ目の見どころはジョンストンキャニオンの名物の2つの滝です。
ローワーフォールズとアッパーフォールズの2つの滝がハイキングコースの途中にあります。
どちらも水量が多く迫力のある流れを作っていてハイキングのハイライトにふさわしい景色です。
ジョンストンキャニオンへの行き方
基本的には車でしか行けません。
バンフの町からトランスカナダハイウェイとボウバレーパークウェイで約30分で行くことができます。
バンフあるあるですがジョンストンキャニオンも夏の間はとても混雑します。
駐車場は満車になることが多いのでその場合は路駐です。
混雑がひどい時は路駐が1キロ近く続くこともあるので早めに行くことをおすすめします。
バスでの行き方
夏の間限定でバンフのダウンタウンからバスが出ています。
毎年6月下旬ころ〜9月中旬ころまでバンフの公共バスロームトランジット(Roam Transit)の9系統がジョンストンキャニオンまで運行されます。
料金は片道6ドルで1日7往復の運転です。
バンフアベニューのバンフ高校前の乗り換え拠点から出ています。
詳しい情報はロームトランジットのサイトから確認できます。(英語)
リンクを貼っておきます。
Johnston Canyon – Route 9 | Roam Transit
現地日本語ツアー
海外でのハイキングは不安という方向けにガイド付きの現地ツアーもあります。
バンフ在住の日本人ガイドの方がしっかりとサポートしてくれます。もちろん日本語。
バンフを知り尽くしたスペシャリストがジョンストンキャニオンの見どころをくまなく案内してくれる充実のツアーです。
野生動物との出会い
ボウバレーパークウェイは深い森の中を通っているので高い確率で野生動物を見ることができます。
僕の過去の経験ではジョンストンキャニオンへ行く時の野生動物遭遇率は100%です。
鹿が一番多いのですがエルクにも遭遇したことがあります。
夏のジョンストンキャニオンのハイキングコース
夏のジョンストンキャニオンのハイキングコースをご紹介します。
写真は8月中旬頃です。
この日は曇り時々雨で気温は低めでした。
ローワーフォールズまで
ハイキングコースの入り口ではカナディアンロッキーらしいこんなゲートが迎えてくれます。
このゲート付近にはトイレがあるので出発前に済ませましょう。
汲み取り式ではなくきれいな水洗トイレです。
出発してしばらくするとハイキングコースが渓谷にせり出してきます。
下にはエメラルドグリーンのボウクリークの流れ。
結構な高さがあるのでちょっとしたスリルです。高所恐怖症の人は下を見ないでいきましょう。
この日は日曜日ということでかなりの人出でした。
さらに歩いていくと絶壁の真下を通ります。
ジョンストンキャニオンの見どころのひとつでボウクリークが何千年もかけて削った石灰岩です。
30分ほどでローワーフォールズのビューポイントに到着します。
ローワーフォールズには滝のすぐ近くまで行けるトンネルがあるのですが夏は大混雑で行列ができます。
この日も長い列ができていたのでここでは並ばずにスルーしました。
トンネルに入らなくてもローワーフォールズは見えますが少し遠いです。
アッパーフォールズまで
アッパーフォールズを目指します。
ここからは少し登りのきつい場所も出てきますが長くは続きません。
ローワーフォールズを上から見下ろしながら進みます。
トンネルのビューポイント。みなさんここからの景色が見たくて並んでいます。
さらに進むと川の上にせり出すように作られたハイキングコースが渓谷の間を進んでいきます。
途中には名もなき小さな滝が何カ所もあります。
ジョンストンキャニオンで出会える野生動物はリス。夏の間の遭遇率は100%です。
ここのリスは人馴れしているのか近づいても逃げません。
ローワーフォールズから40分くらいでアッパーフォールズビューポイントに着きます。
ここも夏の間は並びます。
アッパーフォールズは並ばないと見えません。とは言ってもせいぜい15分くらいです。
並んでる間は周りの石灰岩を眺めながら待ちます。
ここは冬の間は氷の壁となってアイスクライミングの名所になります。
冬のジョンストンキャニオンについて知りたい方はこちらの記事からどうぞ。
15分並んでアッパーフォールズとご対面。よくよく考えてみたら夏のアッパーフォールズに来るのは初めてでした。
落差は100メートル弱ぐらいでうっすら青みがかっています。
アッパーフォールズを見下ろせる場所もあります。
ハイキングコースをもう少し登ったところにアッパーフォールズアウトルックという場所があるのでそこも是非行ってみてください。
より近くで迫力があります。
この付近にはベンチがあるのでそこでランチにすることもできます。
ハイキングコースの難易度
夏のジョンストンキャニオンのハイキングコースは初心者でも全く心配なくらいの難易度です。
高低差は240メートルほどありますが全体的になだらかできつい場所はあまりありません。
路面も大部分が舗装されているので歩きやすくなっています。
体力的に自信がない方や普段ハイキングに行ったことがないという方でも楽しむことができます。
服装、装備
初心者向けとはいえ一応カナディアンロッキーの中なのでそれなりの服装は必要です。
天気の良くない日は極端に気温が低くなります。上着は必ず携帯しましょう。
晴れた日でも急な天候の変化に対応できるように持って行ってください。
今回訪れたのは8月中旬ですが天気が良くなくてかなり気温が低くナイロンパーカー、シャツ、Tシャツと合わせて3枚着ていきました。
足元は最低限スニーカー、できればトレッキングシューズがあったほうがいいです。
特に雨の日などはぬかるみ、水たまりがあちこちにできて滑りやすい場所もあります。
帽子も必須です。岩がハイキングコースギリギリまで迫ってくる場所があるので頭を守るためと晴れた日は日差しがきつくなります。
服装だけしっかりと準備すればあまり気を張らずに行ける場所です。
夏のジョンストンキャニオンまとめ
今回は夏のジョンストンキャニオンについてご紹介しました。
バンフの町から近く気軽に行けるのにカナディアンロッキーらしい迫力のある景色を見るこができるのがジョンストンキャニオンの魅力です。
バンフ旅行の際にはぜひ訪れてみてください。感動間違いなしです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
バンフアスペンロッジ【バンフのホテルレビュー】ダウンタウン徒歩圏内で無料朝食がうれしいホテル
夏のバンフのホテル、はっきり言って高いです。
安いホテルでも1部屋200ドルは軽く超えてきます。
せっかくの旅行で失敗したくありませんよね、ホテル選び。
ということでこの記事ではバンフアスペンロッジの宿泊レビューをお届けします。
実際に泊まって確かめてきました。
バンフのホテル選びで悩んでる方、バンフアスペンロッジが気になっていた方この記事を読んでいただければどんなホテルなのかわかります。
バンフアスペンロッジに泊まってきました
結論から言うとバンフアスペンロッジはおすすめです。
滞在してる間はずっと気持ちよく過ごせました。
特別何か強いこだわりがない限りは良いホテルです。
バンフアスペンロッジはこんなホテル
バンフアスペンロッジはメインストリートのバンフアベニュー沿いにあります。
公式サイト
買い物や食事の中心となるダウンタウンへは徒歩で5分ほど。
ショッピングで荷物がいっぱいでも、飲み疲れても歩いてすぐに帰ってくることができます。
近くにはバスの乗り換え拠点もあるのでバス移動を考えている人にもとても便利です。
ホテルの設備、サービス
バンフの中では比較的こじんまりとしたホテルなので設備とサービスはいいとこ取りしたという感じです。
館内は少し古めかしい感じがするのですが要所要所はしっかりとリノベーションされてきれいになっていました。
もちろんフリーWi-Fiです。チェックインの時にパスワードをもらえます。
駐車場は地下とホテル裏にあって無料です。チェックインの時に駐車券を渡されて車のダッシュボードに置くように言われます。
ホテルの中庭にはコンパクトな温水プールがあります。午前9時から午後10時まで利用できて夜には照明で幻想的な雰囲気になってました。
ただ、プールを取り囲むように各部屋への屋外廊下が配置されているのでプール利用時はもれなく注目を浴びます。
館内レストランは無くホワイトバーク(Whitebark)というカフェがフロントの横にあります。
ここのコーヒーは美味しいのでオススメです。宿泊客以外の人もかなりいて混雑していました。
ちょっとしたパンやケーキ、サラダもあります。
アスペンロッジの無料朝食
レストランがないと言いましたが朝食専用のダイニングルームが地下1階にあり宿泊者へ無料で朝食を提供しています。
バンフのホテルの無料朝食というとベーグル、マフィン、トーストとちょっとした果物、ヨーグルトやシリアル、気の利いたところでセルフで焼くワッフル程度で、まさに無料なんだからこんなものでいいでしょ的なものがほとんどです。
ですがアスペンロッジの無料朝食は温かいスクランブルエッグにハッシュブラウン、ソーセージなどもあって味も良かったです。
日本のホテルの朝食のような何種類も料理があるバイキング方式ではないのですが(そもそもカナダにそんなホテルありませんが。)バンフの他のホテルとは違ったサービスでおすすめです。
しっかりとしたものを食べるとこができるということで朝食会場はかなり混雑していました。
レストランで朝ごはんに20ドル近く払いたくないという方には充分な朝食です。
バンフアスペンロッジの部屋
今回泊まったのは1クイーンベッドのスーペリアルームです。定員は2人。
ランクとしては4ランクあるうちの下から2番目。本当は一番下のエコノミールームで良かったのですが今回は空いてませんでした。
入り口付近からの様子。部屋の形が少し変わっていて三角形です。
もともと上のランクの角部屋だったところを無理やり半分にしたのではないかと勝手に推測。
部屋の広さは22㎡となっていたのでそれほど広くないはずなのですがこの三角形のおかげでスペースがあるので広く感じます。
壁は厚いようで隣の部屋の音は全く聞こえません。
反対側バルコニー側から
ベッドはクイーンとなっていますが少し小さいような気がします。
寝相の悪いカップルならどちらか落ちますね。
バルコニーは椅子が2つ。
バンフの涼しい風に吹かれながらビールでも飲んだら最高です。
バルコニーにはサイドテーブルがなかったのですが部屋のを持って来れば問題なしです。
景色は残念ながら向かいのムースホテル。
ちなみにですがバンフのダウンタウンのホテルは基本景色は期待できません。
どこに泊まってもだいたいこんな感じです。
建物同士が密集していてホテルも低い建物ばかりだからです。
ですがどこかしらの山は見えるのでカナディアンロッキーに来てる実感はしっかり感じることができます。
バス、トイレ
バストイレ洗面所は珍しい1直線配置。
扉はトイレと洗面所の間にあります。
洗面所まわりだけやけに広くスペースを取っているのですがその分トイレが少し窮屈です。
小さいですがバスタブもあります。
シャワーの湯量と温度調節は問題ありませんでした。
バスまわりのアメニティ類はシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、石鹸です。シンプル。
アメニティー類
部屋に入るとすぐにクローゼットがあり、そこに金庫、アイロン、送風機、ガウンがあります。
他にテレビ、冷蔵庫、コーヒーメーカー、湯沸かし器。
コーヒーメーカーはバンフでは珍しいネスプレッソでした。
一番小さいモデルでコーヒーの量は少なめですがやはりネスプレッソは美味しいです。
バンフアスペンロッジの宿泊料金
参考までに今回泊まったスーペリアルームのエクスペディアでの宿泊料金です。
夏は32,987円なので1人あたりで約16,493円です。
なお一番下のエコノミールームは8月9月はほぼ完売しています。
冬は12,439円、一人当たり約6,219円とかなり安くなります。
夏と冬で価格差が2倍以上ありますがこれはバンフのホテルの全ての特徴です。
冬も色々と見るところもすることもあって楽しい場所なんですけどね。
なおバンフアスペンロッジ公式サイトからも予約できますが値段が高めです。
バンフアスペンロッジまとめ
- ダウンタウンまで徒歩5分バンフアベニュー沿い
- 近くにはバス乗り換え拠点あり
- しっかりとした無料朝食が食べれる
- 温水プールあり
- フロント横のカフェは美味しくておすすめ
- 夏は約33,000円〜冬は約12,500円〜
今回はバンフアスペンロッジについて書きました。
部屋は広さの割に余裕のある作りでゆっくりできておすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スパイラルトンネルで長大な貨物列車の峠超えを見る
カナディアンロッキーの見どころといえば湖や氷河などの大自然がメインですが、中にはちょっと変わった面白いものもあります。
それはカナダの長い長い貨物列車の峠超えを見ることができるスパイラルトンネルです。
今回はそのスパイラルトンネル展望台について書きました。
この記事で展望台までの行き方や線路の見方、貨物列車の来る時間、確実に貨物列車を見る方法などを書いています。
スパイラルトンネルで長大な貨物列車の峠超えを見る
日本にも急な峠越えをする場所にループトンネルが作られてますが基本的にはそれと同じです。
ただカナダの場合は貨物列車があまりにも長くて迫力があるのです。
スパイラルトンネルとは?
スパイラルトンネルはカナダのヨーホー国立公園のキッキングホースパスという峠にあるカナダ横断鉄道のループトンネルです。
レイクルイーズからきた路線が高低差のきつい峠を越えてフィールド(峠のふもとの村の名前)へ行くために8の字状に2ヶ所のループトンネルを設置しています。
線路と並行している高速道路沿いにスパイラルトンネルを見下ろす展望台が設置されているので貨物列車がトンネルに入るところから出るところまでを見物することができるようになっています。
スパイラルトンネルの見どころ
この展望台の見どころはカナダの長い貨物列車が山の中の線路をグネグネと走っていく姿です。
カナダの貨物列車はとんでもなく長い編成で走ります。多い時には100両を超えます。
そしてこの区間は勾配がきついので列車がゆっくりと走ります。
そのため展望台から見える3ヶ所の線路に同じ1本の列車が別々の方向に進む姿が見ることができます。
とは言っても文章で書いてもよくわからないと思うので後ほど写真でしっかりと解説します。
スパイラルトンネルの場所と行き方
スパイラルトンネルはバンフ国立公園からヨーホー国立公園に入ってすぐのところにあります。
トランスカナダハイウェイでバンフから約75キロ50分、レイクルイーズからは約20キロ20分で着きます。
トランスカナダハイウェイでブリテッシュコロンビア州に入ってしばらくすると右側に休憩所があります。そこがスパイラルトンネルを見るための展望台です。
それほど遠くないのでレイクルイーズまで来たついでや、アイスフィールドに行った帰りに行っても時間はかかりません。ぜひ足を伸ばしてみてください。
ヨーホー国立公園には他にも色々と見所があるのでそちらも合わせておすすめです。
展望台に出入りする時の注意
展望台に出入りする時に気をつけたほうがいいことがあります。
それは合流路などがなく普通に高速道路上で右左折しなければいけないことです。
特に気をつけないといけないのは峠の麓のフィールド側から展望台に入る時と展望台から出てレイクルイーズ方面に戻る時です。
どちらも高速の本線を跨いで左折するのですが、この付近は100キロ近いスピードで車が行き交っています。(一応90キロの制限がありますが守ってる人はあまりいません。)
しかもきつい坂道になっているのでスピードが上がらなかったり、逆に出すぎたりします。
しっかりと車が来ないのを確認してから出発しましょう。
貨物列車の見方
スパイラルトンネルはアッパースパイラルトンネルとローワースパイラルトンネルの2ヶ所があります。
高速道路沿いの展望台から見えるのはローワースパイラルトンネルです。
アッパースパイラルトンネルの見える場所はトランスカナダハイウェイをふもとまで下って分岐するヨーホーバレーロードという道路沿いにあります。
ローワースパイラルトンネル
ローワースパイラルトンネルは3本の線路があります。
手前の木に隠れている部分に1本、真ん中に1本、そして奥の方の少し高くなっている部分にカーブしている線路が1本です。
真ん中の線路はフィールド方面へ、手前の線路はレイクルイーズ方面へと続いています。
レイクルイーズ方面から来た列車は
1.手前の1の矢印方向から来て
2.奥のカーブを進んでトンネルに入って行き
3.真ん中の右側トンネル出口から左のフィールド方面へ進んでいきます。
フィールド方面から来る列車は逆になります。
先ほども言いましたがカナダの貨物列車は長い編成が多いので同じ1本の貨物列車が3ヶ所で別々の方向に動いてるという面白い景色を見ることがでるのです。
ちなみにですが、この写真は展望台の駐車場から撮りました。
展望スペースよりも全体を見渡しやすかったです。
展望台の反対側の線路
展望台の反対側の高速道路を挟んだ山の斜面にも線路がありますがこちらは木が密集しているので列車の姿はほとんど見えません。
ですが列車が来れば音でわかるのでレイクルイーズ方面からの列車を見る目安にできます。山側の線路を通った10分後くらいに先ほどの写真の手前の線路に出てきます。
こちらがは展望台にあるスパイラルトンネルの全体図。
アッパースパイラルトンネル
アッパースパイラルトンネルを見る展望スペースはトランスカナダハイウェイで山を下って右折してヨーホーバレーロードに入って3分ほど行ったところにあります。
ローワースパイラルトンネルの展望台と違ってただの広場のような感じで見落としそうなのですがここからもしっかりと貨物列車が見えます。
ただ、ここから見るアッパースパイラルトンネルはほぼ一日中逆光で見づらいです。
この写真はレイクルイーズ方面への貨物列車です。
左側のローワースパイラルトンネルから来た列車がループトンネルに入ります。
ぐるっと1周した列車は右側のトンネル出口から出て山の斜面の線路をレイクルイーズ方面へと登って行きます。
そのあとローワースパイラルトンネル展望台の反対側の斜面にある線路を通って行きます。
貨物列車の時刻
せっかく展望台に行っても貨物列車が来なければ意味がないのですが、残念ながら時刻表などが発表されているわけではないのではっきりとはわかりません。
参考までに8月の週末に行った時に列車が来た時刻です。
- 午前10時半頃にフィールド方面行き
- 午前11時半すぎにレイクルイーズ方面行き
- 午後4時頃にフィールド方面行き
フィールドの駅では列車の行き違いが設定されてるようで、フィールド方面列車の1時間後くらいにレイクルイーズ方面の列車が来ること多いです。
貨物列車を確実に見る方法
どうしても通過する貨物列車を見たいという方は探しに行ってください。
とは言ってもやみくもに探しても仕方ないのでコツをいくつか。
トランスカナダハイウェイはレイクルイーズ付近からフィールド付近まで線路との距離が近くなります。
この区間で貨物列車がスパイラルトンネル方向に向けて走っているのを見かけたら展望台の方へ戻りましょう。
もちろん安全運転で。
貨物列車は峠に入るとスピードが極端に遅くなるのと編成が長いのでそれからでも十分間に合います。
同じ理由でアッパートンネル展望スペースで列車を見てからローワートンネル展望台へ行って同じ列車を見るということもできます。もちろん逆もできます。
と書いてきましたが、そんなに心配しなくてもヨーホー国立公園の観光地を回っていれば高い確率で貨物列車に遭遇します。
あとは現地ツアーに参加するとガイドさんが列車の来る時間を知っていたりしますのでそちらもおすすめです。
自然だけじゃないカナディンロッキーの見どころ
バンフから50分、レイクルイーズから20分、ヨーホー国立公園にある
アッパーとローワーの2つのループトンネル
1本の貨物列車が3ヶ所の線路をは別々の方向に進む姿は圧巻
列車は10:30頃、11:30頃、16:00頃に来る
湖や氷河とは違ったカナディアンロッキーの景色をぜひ楽しんでください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
行かないと後悔する、タカカウ滝は落差380メートルの大迫力
バンフ国立公園のおとなりブリティッシュコロンビア州のヨーホー国立公園はバンフ国立公園とともにカナディアンロッキー山脈自然公園群として世界遺産に登録されています。
バンフやレイクルイーズが訪れる人々を優しく迎える場所なのに対してヨーホー国立公園周辺はカナディアンロッキーの違った姿、自然の厳しさを見ることのできる場所です。
中でもタカカウ滝は300メートル以上の高さの迫力の景色を見ることができます。
今回はヨーホー国立公園の中にあるタカカウ滝についてご紹介します。
行かないと後悔する、タカカウ滝は落差380メートルの大迫力
少し遠いと思われがちなタカカウ滝ですがレイクルイーズから少し足をのばすだけで行くことができます。
近くにはエメラルドレイクなど他にも見所があるので予定に組み込んでみてください。
タカカウ滝とは?
タカカウ滝はブリティッシュコロンビア州ヨーホー国立公園の中のヨーホーバレーというエリアにある落差約380メートルの滝です。
この滝の水源は山の上に広がる氷河から融けた水で、それが集まって川となり流れ出て、その途中にタカカウ滝があります。
滝の途中に突き出た岩が何ヶ所かあり、滝の流れがそれに当たって水は霧のように飛び散っています。そのため落差380メートルと書きましたが、どこまでを滝とするのか諸説あって正確な数値ははっきりしていません。
ただ、滝の頂上までの高さ自体は380メートルほどあり、豪快な勢いで水が流れ飛び散る様子が大迫力なのは間違いありません。
場所と行き方
タカカウ滝のあるヨーホー国立公園へはバンフやレイクルイーズへ行くときに通るトランスカナダハイウェイとそこから分岐するヨーホーバレーロードで行くことができます。
バンフからは約1時間15分、レイクルイーズからは約40分で行くことができます。
ヨーホーバレーロードへの分岐
レイクルイーズを過ぎてしばらく進むとトランスカナダハイウェイはかなりの角度で峠を下りていきます。
その途中でアルバータ州からブリティッシュコロンビア州に入るのですが、そこから約13キロ、10分ほど走るとヨーホーバレーロードへの分岐があります。
峠を下り切ると平坦なエリアに出るのでそうしたらそろそろ分岐があると思ってください。
道路の右側にヨーホーバレーロード(Yoho Valley Road)の看板が出てきます。
トランスカナダハイウェイは一応高速道路なのですがヨーホーバレーロードへの分岐は普通の交差点のようになっています。
ヨーホーバレーロード
ヨーホーバレーロードに入ってからは山道を約20分ほど走ります。
この道路はところどころ狭くなっていて運転は注意が必要です。
途中には崖に沿って作られたヘアピンカーブがあり普通の車でも曲がるのがきつい箇所があります。
なお、このカーブは大型車(7メートル以上)は曲がりきれないのでスイッチバックで登っていきます。
観光バスなどはここをバックしながら登っていきます。
タカカウ滝の駐車場
タカカウ滝の駐車場は無料で利用できます。
ただしそんなに広くないので週末や8月のバケーションシーズンになるとすぐに満車になって誰かが出るまで待つことになります。
ひんぱんに出入りがあるので待っていればすぐに駐車できます。出そうな車を見つけたら近くに寄ってハザード出して待ちましょう。
タカカウ滝へ行く交通手段は車だけなのでレンタカーで行くか、海外での運転に自信が無かったら現地のツアーに入るのがオススメです。
タカカウ滝は真下まで行くことができる
ヨーホーバレーロードでタカカウ滝に向かって行くと山の上から豪快に落ちてくる滝の全貌が見えてきます。
遠くからでもかなり迫力があるのですが、せっかくなので滝の真下まで行ってみましょう。
駐車場からトレイルが整備されていて徒歩10分ほどで行くことができます。
このトレイルは高低差もほとんどなく楽に行くことができるのでご安心ください。ぜひ間近で大迫力の滝の流れを見てきてください。
こちらは山の上から出てきた水が岩に当たるまでの部分 。
その下の部分で岩に当たった水が激しく飛び散っています。
そしてこちらは滝の全貌。スケール感がわかりやすいようにあえての縦にしました。
左側に人間がいるのですが大きさがわかります。
タカカウ滝は川となりヨーホー川に合流、その後もいくつもの川に合流して最後に太平洋へと注ぎます。
霧状の水しぶき
滝のすぐ近くまで行くと風に煽られた霧のような細かい水しぶきが降り注いでいます。
タカカウ滝は下に落ちてくるまでの間にいくつかの岩に当たってそのたびに水が細かく飛び散っているからです。
下から見上げるとその様子がよくわかります。そしてすごい迫力。こんな滝はなかなか見れるものじゃありません。
ちなみにタカカウ滝を見下ろすことのできる場所があるのですが、そこへは山登りをしないと行けません。詳しくはこちらの記事に書いてます。
カメラなどデバイス類は要注意
この写真くらいまで近づくには少し山の斜面を登る必要があるのですが、それでも行ってみる価値はあります。
ただし、ここは常に水しぶきが飛んでくるのでカメラを出すときは気をつけましょう。
一瞬でカメラがびしょびしょになります。
あとは雨具とトレッキングシューズがあったほうがいいです。人間もびしょびしょになるのと滝の周りの斜面は柔らかい砂地で滑りやすいです。
タカカウ滝は湖とは違ったド迫力の景色
- バンフ国立公園のおとなりヨーホー国立公園
- バンフから1時間15分、レイクルイーズから40分
- トランスカナダハイウェイとヨーホーバレーロードで
- ヨーホーバレーロードは運転に注意
- 滝の真下まで行って大迫力の景色を見ることができる
バンフから少し足を伸ばしてカナディアンロッキーの違った一面を見てみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
広島らしさを感じることのできる居酒屋と日本酒BAR【日本旅行記その3】
山陽新幹線のさくらで広島に着いて真っ先に向かったのは…居酒屋です。
というのも、ここ最近日本にいる間にハマっていることが広島の食べ物屋さん巡り。
今回も広島で食べ歩き飲み歩きがしたくて着いたら行きたいと思っていたお店があったんです。
そのお店は僕が広島の食とお酒にハマるきっかけになったお店。 安くて美味しい素晴らしいお店です。
そこで今回はそのお店について書きました。
ついでに他に2軒のおすすめの日本酒バーについても書きました。広島に行くなら絶対におすすめなお店です!
前回の記事はこちらからどうぞ。
広島らしさを感じることのできる居酒屋と日本酒BAR
この2〜3年広島に行くことが多かったので人に教えてもらったり、たまたま見つけたりした美味しいお店をご紹介していきます。
広島酒呑童子
この日最初に行ったお店は原爆ドームにも近いこちらのお店。
広島の海の幸山の幸を使った料理が美味しいお店です。
何よりも広島地酒がたくさん揃っていて日本酒好きにはたまさないお店ですね。
広島酒呑童子の魅力
なんと言っても瀬戸内海で取れた新鮮な魚を使った料理の数々。
広島といえばすぐ目の前は瀬戸内海。そこで採れた海の幸をぜひ味わいたいですね。
この日最初に頼んだのはお刺身の盛り合わせ。
この日は鯖、鯛、さわら、かんぱち、シマアジが盛り込まれてました。
もちろん新鮮そのものでどんどん箸が進みます。
続いてカキフライ。
シーズンが終わっているのでおそらく冷凍と思われますがそれでも身がプリッッとして磯の香りにあふれています。
続いて穴子の白焼き。広島と言えば忘れてはいけないのが穴子です。
ふっくら焼きあがって穴子の香りもしっかりとしました。
ちなみに本格的な穴子料理を食べたいのなら宮島周辺がオススメです。穴子料理屋さんが密集していて中にはミシュラン星付きのお店もあります。
肉も美味しい
広島は魚だけではなくお肉も美味しいんです。
こちらは広島和牛のたたき。
和牛特有の脂の甘みがしっかりと出ていました。
広島和牛は戦国時代の毛利元就公がルーツだそうで現在官民を挙げてアピールしています。
詳しくはこちらのサイトに書かれているので食べれるお店など検索したい方はリンク先からどうぞ。
広島の地酒が豊富にそろう
お料理ばかりでしたがしっかりとお酒も揃っています。
広島にはかつて3大日本酒生産地と言われた西条をはじめとして酒蔵がたくさんあります。
酒呑童子では広島県内の日本酒がたくさん置いてあるのでいろいろと飲みたい方にはオススメです。
しかも安くてほとんど450円、500円です。
広島以外の日本酒も豊富に揃っていてなかなかお目にかかれないレアなものもあります。
僕がこの日最初に酒呑童子に来たのも美味しい料理といろいろな日本酒を一度に楽しめるからでした。
この日は雨後の月と賀茂金秀、竹鶴をいただきました。
広島の食材を使った料理と最高に合うのはやはり地元のお酒ですね。
シメも充実
最後にいただいたのは広島菜のおにぎり。
広島菜はあまり知られていませんが漬物にしたものが広島ではよく見かけます。野沢菜よりも少しさっぱりとした味わいですね。
写真だとわかりにくいのですがおにぎりは結構ボリュームがあります。
日本酒バルカトヤ
続いて行ったのは日本酒専門のバー。
流川町というエリアにある日本酒バルKATOYA(カトヤ)です。
こちらはオープンしてまだ2年ほどの新しいお店で隠れ家的な感じです。
日本酒ヘビーユーザーにオススメ
カトヤはいろいろな日本酒を揃えていますがメニューがありません。
自分の好みを御主人に伝えて何種類か用意されたものから選ぶスタイルです。
有名、人気な銘柄というよりは独自にセレクトされているものが多いので知らないものが飲みたいという方には特にオススメです。
店内はカウンターが8席だけで狭いので事前に空いているか確認必須です。
この日飲んだのは鳥取県の梅津というお酒。ちなみに全く聞いたことがないお酒でした。
生酛で濁りなんて見るからに濃厚そうですが飲んでみるとそんなにくどく無くてするする飲めました。
この他に竹鶴の純米の古酒をいただきました。
こちらは濃厚なナッティな香りがいかにも古酒という感じ。古酒というものにあまり興味がなくて初めてだったのですが、意外と美味しいんだなぁと知りました。
料理もとても美味しい
KATOYAは日本酒だけでなく料理もしっかりとしたものが食べれます。
最初にいただいたのはサンマのコンフィ。
骨までしっかりと柔らかくなっています。添えられたピンクペッパーがいいアクセント。
続いて唐揚げ。
見た目普通ですが衣はカリッと、中はジューシーで竹鶴の古酒とよく合いました。
https://www.facebook.com/SAKE.BAR.KATOYA/
広島市中区堀川町2-10-1F
広電銀山町電停から徒歩5分
082-240-2017
18:00〜24:00
不定休
カウンター8席
店内禁煙
酒BAR艶
最後にもう1軒日本酒バーのご紹介。
と言ってもこちらはバーというよりはおしゃれな小料理屋さんのような雰囲気。
本通り商店街というアーケード通りの近くにあります。
飲食店がたくさん立ち並ぶエリアのビルの2階にあるのですが大きく看板が出ているのですぐにわかります。
3軒目で酔っ払って写真を全く撮っていないのですが本当におすすめなので文章だけでご紹介します。
酒BAR艶のおすすめ
酒BAR艶の魅力はなんと言っても広島と全国各地の有名どころの日本酒、それに合わせた料理です。
新政の3種飲み比べ1200円など広島ではなかなかお目にかかれないようなものもあります。
料理はどれも日本酒との相性のいいものばかりが揃っています。
チーズや酒盗、なめろうに燻製の盛り合わせなど酒好きにはたまらないものばかりです。
まさに日本酒好きのためのお店という感じで広島に行くたびに訪れるお店です。
なお酒BAR艶もカウンター7席とテーブル4人席が2つだけなのでは予約必須です。
広島は安くて美味しいお店の宝庫!
今日ご紹介した3軒は僕が広島の食の魅力にハマるきっかけになったお店です。
奥が深い広島の食と酒をしっかりと味わうことが出来るお店なので広島に行く機会があればぜひ行ってみてください!
他にもまだまだ紹介したいところがたくさんあるのですが1度に書ききれないのでまた別の機会に記事にします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。