バンフのスキー場が知りたいです。【スキー場選びに失敗したくない人向け】
バンフの冬のアクティビティといえばスキー、スノーボードです。
周辺にたくさんのスキー場があるのですがそれぞれ特徴があるので確かめてから行かないとなんだか楽しくないな~ということになります。
そこでこの記事ではバンフ周辺のスキー場について書いていきます。
それぞれのスキー場の特徴を解説してリフト券、アクセス、雪質などを解説します。
この記事を読んでいただければバンフのどのスキー場に行けばいいのかわかります。
バンフへのスキー、スノーボード旅行の計画の参考にしてください。
バンフのスキー場どこがオススメですか?【スキー場選びに失敗したくない】
高いお金を払ってバンフまで来たのに…なんか違う…なんてことにならないようにしましょう。
バンフ周辺のスキー場共通の特徴
共通している特徴について書いていきます。
シーズンが長い
11月の第2週週末〜4月中頃まで。
サンシャインビレッジは5月中旬まで滑走可能です。
雪はそんなに降らない
実は雪はあまり降りません。気温が低く融けないので少しずつ積もっていく感じです。
リフト券が高い
どのスキー場も日本の倍くらいの値段がします。そして一日券か午後券だけ。
とにかく寒い
12月〜4月初めまで氷点下が続いて、寒波が来ると-30度近くまで下がることもあります。
広すぎるスキー場
どのスキー場も広すぎて迷子になります。
僕も初めて行った時は自分の位置を見失いました。
不安な人は現地ガイドに案内してもらうことを強くおすすめします。
ナキスカ
ナキスカはカナディアンロッキー入り口のカナナスキスにあります。
1988年カルガリーオリンピックでアルペンスキーの会場となった場所として知られています。
ここはカルガリーからのアクセスの良さがウリでコースは林間コース中心。
中斜面中心で山頂付近にはかなりの急斜面とふもとに初心者向けコースが少しです。
アクセス★★★★☆
カルガリーから約1時間20分、バンフから約1時間15分
トランスカナダハイウェイとカナナスキストレイル。
雪質★★★☆☆
悪くはないですがとにかく硬すぎです。
シーズンはじめは降雪機をフル稼働させてゲレンデを作ります。
雪があまり降らないイメージで積もってもくるぶし〜スネくらいです。
リフト券★★★☆☆
今シーズンの価格はまだ発表されていないので昨シーズンの参考価格です。
- 一日券$89.95
- 午後券$71.95
- シーズン券$959
公式サイト(英語) | |
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営業期間 | 11月上旬〜4月中旬 |
標高 | ボトム1,525m トップ2,260m |
コース数 | 79コース |
最長滑走距離 | 3300m |
カルガリーからの地図 |
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宿泊施設 | ナキスカエリアの宿泊施設を検索する |
ノーケイ
ノーケイはバンフの町から一番近いスキー場です。高速道路挟んだ反対側にあるので町からもゲレンデが見えます。
林間コースの急斜面と緩斜面が組み合わさったコース配置。
スキー、スノーボード以外にもチューブなどのアトラクションがあります。
毎年12月25日にはクリスマス関連のコスプレの人はリフト券無料のサービスをしているのでそこ狙いで行くのもアリです。
雪は少なめですね。草とか石とか出てます。
アクセス★★★★★
カルガリーから約1時間40分、バンフから15分。
トランスカナダハイウェイとマウントノーケイロード。
雪質★★★☆☆
ノーケイも雪は悪くないんですけど硬くしまったアイスバーンです。そしてここはコロコロが多くて滑りづらい。
あとは人工降雪機をリフトに向けて発射するのをやめてほしいです笑。
1月2月頃にはそこそこ積もることもあります。
リフト券★★★☆☆
今シーズンの価格はシーズン券以外まだ発表されていないので昨シーズンの参考価格です。
- 一日券$89
- 午後券$72
- シーズン券(19/20シーズン)$859、早割で$729
ノーケイ、サンシャインビレッジ、レイクルイーズ共通のリフト券もあり。
公式サイト(英語) | |
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営業期間 | 11月上旬〜4月上旬 |
標高 | ボトム1,680m トップ2,450m |
コース数 | 60コース |
最長滑走距離 | 1167m |
カルガリーからの地図 |
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宿泊施設 | ノーケイエリアの宿泊施設を探す |
サンシャインビレッジ
個人的におすすめなのはここかレイクルイーズです。カナディアンロッキーでスキーをした充実感をしっかり味わえます。
サンシャインはとにかく広くて雪質最高、営業期間が長いと三拍子揃ってます。
山が丸ごと一枚バーンになってスケールの大きさが桁違いです。
難点を挙げるとすれば平らな場所が多くてボーダーの人はよく止まるということです。
あとは迷子になります。初めてだと特に。
不安ならガイドを頼みましょう。
雪質は自称カナダ1番。タイミングが合えばパウダーも狙えます。(とは言ってもスネくらいまでです)
3つの山にいろんなタイプのゲレンデを作ってバックカントリーも充実。
デリリアムダイブという絶壁はここの名物。ただしここはビーコンとか装備に条件あり。
営業は11月上旬から5月中旬でほぼ天然雪です。
山頂からの絶景も素晴らしい。
アクセス★★★☆☆
カルガリーから1時間50分、バンフから30分。
トランスカナダハイウェイとサンシャインロード。
シーズン中はバンフのダウンタウンから無料のシャトルバスが出ます。
雪質★★★★★
バンフ、レイクリーズエリアでは最高の雪質です。
乾燥した軽く細かい雪が降るのが特徴で、積雪もそこそこあります。
パウダー狙いが当たるとこれぞカナディアンロッキーという最高の体験になります。
リフト券★★★★★(一日券、午後券は昨シーズンの参考価格)
最高の雪質と同じくらいリフト券もお高くなってます。そして毎年値上がり。
- 一日券$114
- 午後券$93
- シーズン券(19/20シーズン)$1,525、早割で$1,098
ノーケイ、サンシャインビレッジ、レイクルイーズ共通のリフト券もあり。
公式サイト(英語) | |
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営業期間 | 11月上旬〜5月中旬 |
標高 | ボトム1,658m トップ2,730m |
コース数 | 137コース+バックカントリー |
カルガリーからの地図 |
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宿泊施設 | サンシャインエリアの宿泊施設を検索する |
レイクルイーズ
続いてレイクルイーズ。
ここも最高の雪質とあらゆるニーズに対応するコース設定で満足度高めです。
正面の林間コースは毎年アルペンスキーのワールドカップが開催されるほどの名門コース。硬く圧雪整備されて少し上級者向け。
山頂から入る裏側のバックボウルは非圧雪エリアで極上のパウダーを楽しむことができます。バックカントリー派はここに来れば幸せになること間違いなし。
ふもとのスキーセンター前になだらかなコースも用意されているので、どのレベルの人もしっかりと楽しむことができます。
山頂からのカナディアンロッキーの景色も素晴らしい。
アクセス★★☆☆☆
カルガリーから約2時間15分、バンフから約50分。
トランスカナダハイウェイをレイクルイーズで下りてすぐ。
雪質★★★★★
サンシャインビレッジと並び最高の雪質です。まとまって積もることもありパウダー狙いにもオススメ。
その一方で林間コースはカチカチに圧雪されます。
山麓のスキーセンター前は比較的柔らかめで初心者でも安心して滑れます。
リフト券★★★★★(一日券、午後券は昨シーズンの参考価格)
毎年サンシャインと横並びの金額設定です。
- 一日券$114
- 午後券$94
- シーズン券$1365(10月14日まで$998)
ノーケイ、サンシャインビレッジ、レイクルイーズ共通のリフト券もあり。
公式サイト(英語) | |
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営業期間 | 11月上旬〜5月初め |
標高 | ボトム1,647m トップ2,673m |
コース数 | 145コース+バックボウル |
最長滑走距離 | 8km |
カルガリーからの地図 |
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宿泊施設 | レイクルイーズエリアの宿泊施設を検索する |
キッキングホース
最後はキッキングホース。ここはバンフではないですがトランスカナダハイウェイ1本で行けるのとかなりオススメのスキー場なのでご紹介します。
ここは一言で表すと無法地帯。
正面は圧雪された林間コースと非圧雪のコブがメイン。
ゴンドラで山頂へ行くと山全部滑れるバックカントリーとコースがミックスされたようなエリアになっています。
「自己責任で好きにやって」と言われてるようなそんなスキー場ですね。
アクセス★☆☆☆☆
カルガリーから3時間半、バンフから2時間。
トランスカナダハイウェイを西へ行きブリティッシュコロンビア州のゴールデンで下りてから一般道を20分くらい。
グーグルマップを見ていかないとゴールデンで確実に迷子になります。
シーズン中週2往復カルガリー空港から直通バスが運行されます。
雪質★★★★★
乾燥した軽く細かい極上の雪で、日本のようなドカ雪になることもありパウダー狙いもいけます。
林間コースは圧雪されてやや硬め。
コブもあちこちにありますが硬めで日本のよりは滑りにくいです。
リフト券★★★★☆
一日券、半日券はまだ発表されてません。 高めです。
シーズン券$1,709(10月19日まで$1,209)
公式サイト(英語) | |
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営業期間 | 12月上旬〜4月中旬 |
標高 | トップ2,635m |
コース数 | 120コース |
カルガリーからの地図 |
高速道路トランスカナダハイウェイとアルバータ州道40号線で約1時間20分。 |
宿泊施設 | キッキングホースエリアの宿泊施設を検索する |
宿泊はバンフがおすすめです
昼間はスキー場でいっぱい遊んで夜はバンフの町で食べて飲む。ホテルに戻ってプールで遊んで寝る。
これが冬のバンフの遊び方です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。