【レイクルイーズハイキング】ビッグビーハイブから見下ろす2つの湖と秋の黄葉の景色【絶景】
カナディアンロッキーレイクルイーズの周りにはいくつかのハイキングコースがあるのですがその一つにビッグビーハイブトレイルがあります。
頂上まで行くとレイクルイーズとミラーレイクの2つを真下に見下ろすことのできる人気のコースです。
秋には色づいたカラマツに覆われて美しく、バンフ旅行でハイキングを予定している人にはぜひ訪れてほしい場所です。
そこでこの記事ではビッグビーハイブトレイルについて書いていきます。
ハイキングコースの様子、山頂からの景色、難易度、必要な装備などについてご紹介します。
この記事を読んでいただければビッグビーハイブトレイルについてわかるのでハイキングコースを検討する時の参考にしてください。
【レイクルイーズハイキング】ビッグビーハイブから見下ろす2つの湖と秋の黄葉の景色
ビッグビーハイブトレイルはレイクルイーズ湖畔から出発します。レイクルイーズへの行き方などについては別記事で解説しているのでそちらを参考にしてください。
ハイキングコースの詳細
詳しくはAllTrailsというサイトのリンクで確認できます。(英語)
The Big Beehive Trail - Alberta, Canada | AllTrails
距離(往復) |
10.3キロ |
---|---|
標高 | ボトム1,742m、トップ2,269 |
行った時期 |
9月中旬 |
所要時間 | 往復約6時間(途中写真撮ったりしながら) |
途中にミラーレイクとレイクアグネスという2つの湖を経由します。レイクアグネスの湖畔にはティーハウスがありここを目的地とする人も多いのですが今回はさらに先まで行きました。
昨年レイクアグネスまでは来ていましたが今回さらに先へ行った感じです。
ハイキングコースの様子
全体的に難易度は中くらいです。
レイクアグネスまでは危険な場所もきつい場所も無いので誰でも来ることができます。
後半は少しの間ですがガレ場や濡れた場所が続いてきつい登りもあるので多少の体力は必要になります。
そして何より長いですね。景色がきれいなのでそんなに気にならないんですけどそれなりに疲れます。
順番にご紹介します。
ミラーレイクまで
前半はレイクルイーズ脇の入り口から森の中へ入りゆっくりと登って行きます。
この辺りは特に見るものもなくゆるく登っていきます。時々木の間から見えるレイクルイーズが青々として美しい。
40分ほどでミラーレイクに着きます。
ミラーレイクは小さな湖ですが名前の通り周りの景色が鏡のようにはっきりと映り込んで美しいです。
たくさんの人が写真を撮っていました。
レイクアグネスまで
ミラーレイクの手前から乗馬と道をシェアします。
レイクルイーズのハイキングコースではおなじみの馬の落し物が登場します。
この日も少し前に馬が通ったらしく新品がたくさんありました。もちろん全力で避けます。
ミラーレイクからは20分ほどでレイクアグネスに到着します。
湖畔にはレイクアグネスティーハウス。着いたのは11時半頃だったのですが長蛇の列です。
この日は風もなく湖が真っ平らになって周りの景色が綺麗に写り込んでいました。カラマツも黄色く色づいてます。秋深しといった感じですね。
レイクアグネスまではたくさんの人で賑わうのですが、多くの人はここを目的地にします。ここから先は人も少なく静かなハイキングになります。
山頂まで
レイクアグネスを出発すると道が細くなり小石や岩が多くなって荒れてきます。
この辺りからは軽いハイキングではなく山登り感が強くなりますね。
レイクアグネスの湖畔をぐるっと回り込んでいくのですが黄色いカラマツと湖の青の対比がきれいでした。
湖の一番奥は氷河から流れ込む雪解け水とガレ場で歩きづらいので注意が必要です。
湖面には紅葉が写り込んでいました。
ここから山頂まで一気に登ってかなりきつくなっています。とはいってもほんの少しの間なので美しい景色でも見ながら気を紛らわせましょう。
登り切ると山の上は黄葉のカラマツにおおわれていました。向こう側にはビクトリア氷河も見えます。
ビッグビーハイブからの景色
山頂エリアは奥まで行きましょう。ミラーレイクとレイクルイーズを見下ろすことができます。
あまりにも有名なビッグビーハイブからの眺めです。
エメラルドグリーンのレイクルイーズに映り込む空、そしてボウバレーの深い森。
何ですかこの美しすぎる眺め。
黒い点はボートです。
カナディアンガール達も言葉を失ってじっと景色を眺めていました。
山頂には東屋があるのでここでランチにするのがオススメです。山を登りきった充実感と美しい眺めで美味しくないわけがありません。
僕はこの日は何も食べるものを持ってきませんでした。帰りにバンフでランチにするつもりだったのですが、おにぎりでも持ってくるべきだったと激しく後悔です。
それなりの装備と寒さ対策を
9月のレイクルイーズはそれなりの寒さです。
山の上は日本の冬と思ってください。
足元
前半レイクアグネスまでならしっかりしたスニーカーで大丈夫です。道は歩きやすくなだらかです。
ビッグビーハイブまで行く人は最低限アプローチシューズ、できればトレッキングシューズを用意しましょう。
歩きにくいガレ場や濡れて滑りやすい足元。下りの山頂からの急斜面はしっかりと足をホールドしてくれる靴がないとキツイですね。
寒さ対策
山頂はかなり寒いので対策を忘れずに。風があると結構辛い寒さになります。
スタート地点と温度差があるのでスウェットやシャツを持って行き必要に応じて調整しましょう。
小物
急な上り下りがあるのでポールがあると多少楽になります。
カナディアンロッキーの日差しは強いのでサングラスも忘れずに。
オススメは9月中旬〜10月上旬です
山頂からのレイクルイーズの美しさはいつでも同じですが秋に行けばさらに紅葉も楽しめます。
黄色く色づいたカラマツが青いレイクアグネスに映り込むのが何とも言えない美しさですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。