バンフの駐車場はここがオススメです
バンフへレンタカーで行くときに問題になるのが駐車場です。
レイクルイーズなどに向かう前で買い物や食事をバンフでするだけの時などはどうしても駐車場を探す必要があります。
冬〜春と秋の空いているときはいいのですが、夏は車だらけで空いている駐車場を探すだけでも一苦労です。
そこで今回はレンタカーで旅行する人向けにバンフの駐車場について書いていきます。
バンフの街中の駐車場について、いつも車でバンフへ行く僕が今までの経験から比較的空いてることの多い駐車場、さらに路上駐車標識の見方も解説します。
バンフで駐車場を探してうろうろしたくない人はぜひこの記事を読んでください。
バンフのオススメ駐車場と路上駐車について
最初にバンフで車を止める方法について解説します。
バンフに泊まる予定の人はホテルの無料駐車場に止めてしまいましょう。
バンフで駐車する方法は2つ
バンフで車を駐車するには2つの方法があります。
ひとつは普通の駐車場で、バンフの中心部にたくさん点在しています。
ほとんどは公営で車種や制限時間などに従えば無料で駐車できるのですが小さいところから広いところまで色々あります。
もうひとつは路上駐車です。
カナダでは一定のルールのもとで路上駐車が認められています。
バンフにも路上駐車ができる場所があるのでそこには案内とルールが書かれた標識があります。
標識の見方は後ほど解説します。
公営の無料駐車場
公営の無料駐車場はバンフの中心部のあちこちに点在しています。
それぞれ広さ、営業時間、制限時間などが違うので詳しいことはバンフの駐車場案内公式サイト
で確認できます。(英語)
多くは平面駐車場でロットが10〜50くらいのなので夏の週末など混雑する時にはよほど朝早くにつかない限りほぼ止めることはできません。
いちいち空いてる駐車場を探し回るのは面倒くさいので、今回は広くて中心部に近く割と空きが出やすい3ヶ所をご紹介します。
この3ヶ所を探せばどこかしらは空いています。
ベアーストリートパーケイド
Bear Street Parkadeはバンフのダウンタウン中心部にある立体駐車場。もちろん無料です。
便利な中心部にありながらロット数が多く出入りも激しいので夏の週末など混雑する時期でも空いてることが多いです。
地図 | |
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ロット数 | 216 |
制限時間 | 2時間もしくは8時間(フロアにより異なる) |
僕もバンフに行くとまず最初にここを確認します。特に混雑するのは昼頃なのですがそこをずらせばほぼ駐車できます。
満車の表示が出ていてもとりあえず中に入ってみると出る車がいたりすることが多いのでとにかく最初はここにいってみましょう。
裏口から出ればすぐにバンフアベニューとカリブーストリートの交差点で立地も抜群です。
少し狭いのが難点ですが日本の立体駐車場に止めたことがあれば問題ありません。
セントラルパークパーキングロット
Central Park Parking Lotはベアーストリートの突き当たりにある平面駐車場。
名前の通りセントラル・パークに隣接していてトイレもある便利な駐車場です。
地図 | |
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ロット数 | 78 |
制限時間 | 3時間 |
ベアーストリートパーケイドが満車の時に次に確認するのがここ。
ロットが少なくて満車のことが多いと思われがちですが、みんな同じことを考えて敬遠するのか1〜2つぐらい空いていることが多いです。
隣接して公衆トイレがありますがこちらは7:30~22:00の間利用可能です。バンフ国立公園各地にある薄暗く臭い汲み取り式トイレではなくちゃんとした綺麗なトイレです。
トレインステーションロット
Train Station Lotはバンフの駅の近くの平面駐車場です。こちらは5月〜10月限定の臨時駐車場。
地図 | |
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ロット数 | 436 |
制限時間 | 9時間 |
ここは2019年にできた新しい駐車場で夏の混雑期の深刻な駐車場不足と渋滞解消を目的に作られました。
少し中心部からは距離があるのですが(とはいっても余裕で歩いて行ける距離です。)広く400以上のロットがあり、何よりまだ知られていないので必ず空いてます。空いてる駐車場探すの面倒な人は最初からここに行きましょう。
グーグルマップにはまだ載っていませんが、駅に向かって右側の細い道路へ入っていくと駐車場があります。
線路のすぐ脇にあるのでタイミングが合えばカナダの長い長い貨物列車を見ることができます。
ここは他の駐車場が全て満車の時の最後の希望といった感じですね。
路上駐車
駐車場まで行くのが面倒だから路駐したい。
駐車場はいっぱいだけど路上駐車がぽつぽつ空いてるっぽい。
こんな時のためにバンフの路駐について解説します。
バンフの路上駐車
最初にカナダの路上駐車の基本ルールです。
路上駐車のルール
- STOP、YIELDの標識から5メートル以内は駐車禁止
- 消火栓から5メートル以内は駐車禁止
- 全ての交差する道路(私有地へのアクセス道路も)から1.5メートル以内は駐車禁止
- 横断歩道から5メートル以内は駐車禁止
- 進行方向と反対向きの駐車はできない
STOPやYIELDなどカナダの交通標識についてはこちらの記事で解説しています。
気をつけないといけないのは、路上駐車ができる標識のあるエリアに普通に消火栓などの駐車禁止エリアがあったりします。
もちろんその場合は路上駐車ができるエリア内でも消火栓付近5メートルは駐車禁止です。止めると罰金です。罠です。トラップです。
なんの注意書きもないのでうっかりしてると見落とすので気をつけましょう。
駐車場標識の見方
駐車場標識は道路沿いにわかりやすく設置されていて、路上駐車できる場合は緑色の丸の中にPと書かれて、その下に条件などが表示されます。
実際のバンフの路上駐車標識を例に解説します。
まずこちらはなんの条件もなく路上駐車できる標識。
続いてこちら。午前7:00~午後9:00の間に2時間以内でここから右側が駐車できます。
これは午前8:00~午後9:00の間3時間以内。ただしRV(キャンピングカーなど)はダメです。
上はここから左側で午前8:00~午後9:00の間で30分以内。下はここから右は一般車は駐車禁止、ただしハンディキャップの車は駐車できます。
上の青い看板はここから右側は月、水、金の午後1:00~午後4:00はハンディキャップバス専用。真ん中はハンディキャップゾーンに一般車が止めた場合は$250の罰金。下は先ほどと同じです。
怪しいと思ったら路上駐車はやめておきましょう
路上駐車の標識はわかりにくいものもあるので駐車していいかどうか判断できないときはやめておきましょう。
特にカナダはハンディキャップ関係の違反に関してはとても厳しいです。
上の写真にもありますが一般車がハンディキャップエリアに駐車した時などはかなり高額な罰金を取られます。
数センチはみ出していただけでも違反とみなされることがあるので本当に気をつけてください。僕は昔カルガリーでハンディキャップゾーンに15センチはみ出して$300近い罰金を払ったことがあります。
なおレンタカーで何かしらの違反をした場合は登録したクレジットカードから自動的に罰金が引き落とされます。
バンフの駐車場まとめ
この3ヶ所を探せばどこかしらは空いている駐車場
- Bear Street Parkade
- Central Park Parking Lot
- Train Station Lot
バンフの駐車場公式サイト(英語)
路上駐車
- STOP、YIELDの標識から5メートル以内は駐車禁止
- 消火栓から5メートル以内は駐車禁止
- 全ての交差する道路(私有地へのアクセス道路も)から1.5メートル以内は駐車禁止
- 横断歩道から5メートル以内は駐車禁止
- 進行方向と反対向きの駐車はできない
- 路上駐車標識をよく見てそれに従う
- よくわからないときは路上駐車はやめておく
パッと車を止めてバンフの美味しいランチを食べに行きましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。